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プロジェクトFUKUSHIMA! 福島大風呂敷を本にしよう! クラウドファンディング

最終更新日:2022年12月14日

2011年の福島で始まり、10年を経て各地に広がるプロジェクトFUKUSHIMA! の「大風呂敷」をポートレート写真集に、ドキュメンタリー映画をDVDにと、形に残るメディアでまとめ、未来へ伝えるプロジェクトです。

 
ウェブサイトより)

プロジェクトFUKUSHIMA!について

東日本大震災と原子力発電所の事故を受け、ミュージシャンの遠藤ミチロウ、大友良英、詩人の和合亮一を代表として、福島出身/在住のメンバーを中心に立ち上げられました。毎夏恒例となった「フェスティバルFUKUSHIMA!」のほか、「DOMMUNE FUKUSHIMA!」「SCHOOL FUKUSHIMA!」「DIY FUKUSHIMA!」を運営し、全国各地の様々なプロジェクトと連携しながら、文化面からの復興に取り組んでいます。
公式サイト

制作物の概要

『福島大風呂敷』ポートレートブック(仮)

当初は放射性物質対策のため、全国から寄せられた布を縫い合わせ、さらにその後各地でも広げられてきた巨大な大風呂敷。全貌を観ることが出来なかった大風呂敷を1点1点じっくりと鑑賞できます。
*詳細はこちらをご覧ください

『ドキュメンタリー プロジェクトFUKUSHIMA!』映画DVD

震災で何が起きたのかを「100年後に伝える」ことを目的として制作され、2012年より全国の映画館やイベント会場、また海外ではシアトル等で上映されたドキュメンタリー映画をDVD化します。音楽・美術・文学に携わる人々や参加者たちが、どのように協働しどのようなイベントを行ったのか、2011年8月15日のフェスティバルFUKUSHIMA! の前後7ヶ月余りの間を追った作品です。フェスティバルで行われた大友良英指揮による「オーケストラFUKUSHIMA」はほぼノーカットで収録されています。今回DVD化のためにオーケストラFUKUSHIMA!のサウンドもリマスター (出演アーティスト:遠藤ミチロウ 大友良英 和合亮一 坂本龍一 レイハラカミ 七尾旅人 ユザーン 渋さ知らズ ほか)
*詳細はこちらをご覧ください

クラウドファンディング概要

開催期間

2023年3月20日23:59まで

目標金額

2,500,000円

想定されるリスクとチャレンジ、制作スケージュール

資金は、撮影、デザイン、執筆、翻訳、編集、印刷費、DVDパッケージ制作のほか、リターンの準備や送料に充当します。目標金額以上の資金が調達できた場合は、次回フェスティバルの運営費に充てさせていただきます。 
目標金額未達成の場合でも本とDVDの制作は行います。集まった金額により本の用紙など資材面での仕様が変わりますが、すべての大風呂敷の写真を掲載しますので、ページ数や掲載内容は大きく変わりません。

2022年10~2月に撮影や執筆、デザインを進め、3月より本やDVDや特製ケースの仕様を含めた制作に入ります。4月末頃のお届けに向けて、アップデート配信にて進捗をご報告していきます!

ウェブサイト

https://motion-gallery.net/projects/pjfbook

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