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災間スタディーズ:震災30年目の“分有”をさぐる #0上映会+トーク「“わたし”をひらく術としてのアート」

最終更新日:2023年11月13日

デザイン・クリエイティブセンター神戸(KIITO)は、災間文化研究会と協働し、リサーチプロジェクト「災間スタディーズ:震災30年目の“分有”をさぐる」をスタートします。

シリーズタイトルに冠された「災間」とは、「先の大災害と来る大災害の間にある社会」を意味する、社会学者の仁平典宏氏が提唱した概念です。常に災害が起きている社会、先の災害の傷がまだ癒えないうちにやってくる社会を考えるためのキーワードとして捉え、シリーズを通して、恒常的な災害の渦中に生きるひとびとが生み出す表現の力を考えます。

「災間スタディーズ」では、阪神・淡路大震災から30年を迎えようとする2025年に向け、「災間」「分有」という2つのキーワードを軸に、震災を経験した地で行われた活動と、それによって生まれた記録や表現に光をあて、継承の糸口をさぐります。

ウェブサイトより)

スケジュール

13:10~14:20 上映『ラジオ下神白─あのとき あのまちの音楽から いまここへ』

14:30~16:30 トークセッション「“わたし”の出会いをひらく、声と音楽」

ゲスト:アサダワタル(文化活動家/アーティスト、文筆家、近畿大学文芸学部教員)

聞き手:災間文化研究会(佐藤李青、高森順子、宮本匠)

17:00~18:50  上映『コロナ禍における緊急アンケートコンサート 「声の質問19 / 19 Vocal Questions」』

*上映開始後の途中入場につきましては、ご鑑賞中のお客様のご迷惑となりますので、原則としてご遠慮いただいております。上映時間までにご来場いただけますようご協力をお願いいたします。

 
上映作品

『ラジオ下神白 あのときあのまちの音楽からいまここへ』(監督:小森はるか/70分/2023年)

 東京電力福島第一原子力発電所事故によって、浪江・双葉・大熊・富岡町から避難してきた方々が暮らす、いわき市にある福島県復興公営住宅・下神白(しもかじろ)団地を舞台に、まちの思い出と当時の馴染み深い曲について話を聞きラジオ番組風のCDとして届けるプロジェクト「ラジオ下神白」の記録映画。思い出の曲を演奏する「伴奏型支援バンド」の生演奏による歌声喫茶やミュージックビデオの制作など、音楽を通じた被災地支援活動をカメラが追いかけた。

『コロナ禍における緊急アンケートコンサート「声の質問19 / 19 Vocal Questions」』記録映像(100分/2021年)
「声の質問」は、故寺山修司の秘書を務めた田中未知氏(作曲家)による作品『質問』(1977年)をもとに、アーティストのアサダワタル氏が東京藝術大学と連携し2020年春からはじめたコミュニケーション様式。「声」として集められた19の質問と楽曲を元に行われたコンサート「声の質問19 / 19 Vocal Questions」の記録映像。コロナ禍という未曾有の日常を、テキストではなく「声」のやりとりを通じ自分と出会い直し、共に想像するため、上映会という形で追体験の場を設けている。

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開催概要

会場
デザイン・クリエイティブセンター神戸(KIITO)ギャラリーC
(兵庫県神戸市中央区小野浜町1-4)
会期
11月18日(土)
入場料
1,000円(途中入退場可、高校生以下は入場無料)
*一部プログラムのみ参加も可能
開館時間
13:00~19:00
問い合わせ先
E-mail:event@kiito.jp
主催
デザイン・クリエイティブセンター神戸デザイン・クリエイティブセンター神戸、災間文化研究会
ゲスト
アサダワタル(アーティスト、文筆家、近畿大学文芸学部教員)
聞き手
災間文化研究会(佐藤李青(アーツカウンシル東京 プログラムオフィサー)、高森順子(情報科学芸術大学院大学研究員、阪神大震災を記録しつづける会 事務局長)、宮本匠(大阪大学大学院人間科学研究科 准教授))
定員
30名(事前申し込み、先着順)
*申し込み詳細はこちらをご覧ください。
ウェブサイト
https://kiito.jp/schedule/event/articles/65067/