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artscape 7月1日号up!
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artscape 7月1日号の更新記事
フォーカス
MoCAの3周年記念「Crypto Art Revolution」展[MoCA提供]
【パリ】フランスの新しい潮流 ギャラリーが狂奔するNFTアートのリアリティ
栗栖智美(美術ライター、通訳、コーディネーター)
今回は2021年後半から2022年上半期にかけて、フランスで行なわれたNFTアートに関するニュースをレポートしようと思う。フランスでは、NFTアートがどのようなかたちで、多くの人に注目されているのだろうか。
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キュレーターズノート
目の前の身体とどう向き合うか──Unrest 62|22 レクチャー、アーティストトーク、パフォーマンス 変動する身体 FEAT. 小林勇輝
能勢陽子(豊田市美術館)
私たちはみな、それぞれの身体でこの世界に存在している。ところが、社会のなかで一糸纏わぬ裸になると、それは途端に秩序を乱す異物になり、ノイズを発し始める。なにも身に付けることのない動物たちに比べると、これは奇妙なことであるかもしれない。
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2つの民衆版画運動が現代に照射するもの──「生活」的アプローチの広がりとジレンマ
町村悠香(町田市立国際版画美術館)
町田市立国際版画美術館で開催している「彫刻刀が刻む戦後日本─2つの民衆版画運動展」は間もなく会期末を迎えようとしている。筆者はartscapeで数回に渡り本展の調査経過について述べてきたが、展覧会が始まったあとは企画者の手から離れて成長していったように感じる。
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artscapeレビュー
[撮影:守屋友樹]
伊村靖子のレビュー/プレビュー[アート/写真]
αMプロジェクト2022 判断の尺度 vol.1 髙柳恵里|比較、区別、類似点
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康夏奈(吉田夏奈)《SHAKKI - black and white on the lake》(2009)
きりとりめでるのレビュー/プレビュー[アート/デザイン]
study tables《紙で読むに限る「近所と宇宙」》(2020)
康夏奈(吉田夏奈)《SHAKKI - black and white on the lake》(2009):MOTコレクション 光みつる庭/途切れないささやき
αMプロジェクト2022 判断の尺度 vol.1 髙柳恵里|比較、区別、類似点
景聴園ラジオ 第1回『何故絵を描いているのか?』
二人(宇田川直寛、横田大輔)「石が降る」
抗走の系譜 The Yagi Family: Rebels Against Convention
佐々木友輔『映画愛の現在』スクリーニング:第14回恵比寿映像祭「スペクタクル後」
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都美セレクション グループ展 2022 たえて日本画のなかりせば:東京都美術館篇
村田真のレビュー/プレビュー[パフォーミングアーツ]
池田修を偲ぶ6日間「都市に棲む—池田修の夢と仕事」
都美セレクション グループ展 2022 たえて日本画のなかりせば:東京都美術館篇
BankART Under35 2022 ナカバヤシアリサ 足立篤史
孤高の高野光正コレクションが語る ただいま やさしき明治
KAAT EXHIBITION 2022「鬼頭健吾展|Lines」
彫刻刀が刻む戦後日本—2つの民衆版画運動 工場で、田んぼで、教室で みんな、かつては版画家だった
開館15周年記念展 混沌と希望
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山﨑健太のレビュー/プレビュー[アート]
いいへんじ『器』
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Catalog & Books
カタログ&ブックス[テーマ編:アーティスト/作曲家・池田亮司の先鋭性を再発見する5冊]]
artscape編集部
注目の展覧会に関連する書籍をartscape編集部が紹介します。今回は弘前れんが倉庫美術館「池田亮司展」にフォーカス。ハイブリッド型総合書店 honto(https://honto.jp)で扱っている書籍は、URLを掲載しています。
池田亮司『+/−〈the infinite between 0 and 1〉』
ダムタイプほか『ダムタイプ 1984 2019』
星野太『美学のプラクティス』
デイヴィッド・トゥープ『フラッター・エコー 音の中に生きる』
「新潮」編集部・編『パンデミック日記』
『池田亮司展 展覧会ブックレット』
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トピックス
artscape編集部が選ぶ!夏休み親子・キッズプログラム2022
artscape編集部
夏休みの親子・キッズにおすすめの展覧会やワークショップをセレクトしてご紹介します。
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展覧会情報
展覧会スケジュール
オススメ展覧会
機能と装飾のポリフォニー 交歓するモダン[豊田市美術館]ほか[計47件]
アートフラッシュニュース
INTERMISSION:編集人のひとりごと。
7/3(日)、今年5月に阿佐ヶ谷から西麻布に移転したTAV Galleryで開催のトモトシ個展「Romantic Bomb」(6/17〜7/3)最終日へ。都市空間における無意識的な秩序のようなものを身体を用いて揺さぶる映像作品で知られる同作家だが、町の中での何気ないショートカットの経路として使われるガードレールの隙間などに細いテープ(まるでゴールテープのような)を貼りつけることで、それに気づいて迂回をしたり跨いだり突破したりする雑踏の人々の様子を遠巻きに見つめる《パブリック・ゴール》が特に印象に残る。五輪からも1年、コロナ禍もまるでこのままフェードアウトしていくかのようなムードが漂う2022年梅雨明け直後の東京と、作品に映り込んだほんの少しだけ前の東京の風景、そのわずかな誤差のなかに、今後の日常の行方の占えなさを改めて感じる。とにかく自分たちがこの先の時間に向けて今できる明確なことは、投票に行くことと熱中症対策ぐらいなのかもしれない。
artscapeサイトは、通常、毎月1日と15日の更新です。
次号は2022年7月15日号になります。
artscape news No.431 2022年7月1日号
編集人=メディア・デザイン研究所
DNP Museum Information Japan - artscape -
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