スミソニアン・アメリカ美術館Smithsonian American Art Museum
英国人科学者ジェイムス・スミッソン(1765-1829)の莫大な遺産を基金として1846年に設立されました。「知識の向上と普及を」をモットーに科学、産業、技術、芸術、自然史の博物館と教育研究機関では世界最大規模の複合施設となりました。国立肖像美術館、フリーア美術館、アーサー・M・サックラー・ギャラリー、アメリカ歴史美術館、アフリカ美術館、航空宇宙博物館、ハーシュホン・彫刻庭園美術館、動物園、自然史博物館を含む19の美術館と9つの研究施設がスミソニアン・インスティテューションにより運営されています。ニューヨークのクーパー・ヒューイット国立デザイン美術館も含みます。
(cc) Isomorphic
- ハンス・ナムス《ロイ・リキテンスタイン(ポートレート写真)》(1985、肖像画美術館)
- ジョージア・オキーフ《マンハッタン》(1932、アメリカン・アート美術館)
- ベレニス・アボット《ブルックリン橋》(1936、アメリカン・アート美術館)
- 川瀬巴水《清州橋》(1931、フリーア美術館)
- ムハンマド・ハラヴィ《若き王子》(16世紀半ば、サファビ時代イラン、フリーア美術館)
- 不明《ルバ人》(19世紀から20世紀、コンゴ共和国、アフリカ美術館)
- ミルトン・エイヴェリー《サリーとサラ》(1947、ハーシュホン美術館)
- アレクサンダー・カルダー《2つの円盤》(1965、ハーシュホン美術館)
紙媒体は美術館のオンラインブックショップにて購入可能。
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- 地域
- 北アメリカ、アメリカ
- 所在地
- 8th and F NW, Washington, DC
- Tel
- +1 (202)-633-7970
- Fax
- URL
-
http://www.si.edu/
スミソニアン・インスティテュート図書館をはじめ9つの研究施設。
梁瀬薫。ニューヨーク在住美術ジャーナリスト/評論家、国際美術評論家連盟評議員/中村キース・ヘリング美術館顧問。
会期 | 展覧会名・内容 |
---|---|
2021.10.08- 2022.05.08 |
「サージェント、ホイッスラーとヴェネツィアン・グラス:アメリカのアーティストとムラーノの魔法」展 ムラーノのガラス職人の発明により、ヴェネツィアは、芸術的な実験の中心地として知られるようになりました。サージェントやホイッスラーといったアーティストたちにとっても、ターニングポイントとなる影響をこのムラーノで受けたのです。本展では、ヴェネツィアでインスピレーションを得た多くのアメリカ人アーティストによる140点以上の絵画、水彩画、版画の作品を紹介します。 |
2022.03.12- 2022.09.11 |
「ダコタ・モダン:オスカー・ハウのアート」展(ジョージ・グスタフ・ヘイ・センター) サウスダコタ出身のオスカー・ハウ(1915-1983)は、ヤンクトナイ・ダコタのアーティストとして、ネイティブ・アメリカン・アートに従来から保たれていた先入観や定義に異議を唱え、他のネイティヴ・アーティストに影響を与えました。本展では、1930年代の初期の作品から、1950年代と1960年代の革新的で抽象的な絵画へのアプローチが現れる頃までの、彼の40年以上にわたるキャリアとその発展をたどります。 |
2022.02.05- 2023.02.28 |
「アイク・ウデ:ノリウッド・ポートレイト」展(国立アフリカ美術館) ニューヨークを拠点に活動しているナイジェリア系アメリカ人のマルチメディアアーティスト、アイク・ウデ(1964-)は、ナイジェリアの映画産業であるノリウッドを牽引する、才能ある人々の、エレガントでありながら予想を超えるポートレイト写真を制作しました。彼の写真は、アフリカのアイデンティティの力について、大胆に訴えています。 |
2022.02.04- 2022.10.10 |
「サラ&エレナー・ヒューイット:近代博物館をデザインすること」展(クーパー・ヒューイット・スミソニアン国立デザイン博物館) 1897年にクーパー・ヒューイット・スミソニアン国立デザイン博物館に美術館ギャラリーがオープンしてから125周年を迎えました。本展では、サラ&エレナー・ヒューイット姉妹がどのようにクーパー・ヒューイット・スミソニアン国立デザイン博物館を作り上げたのかを探ります。 |
2022.03.20