グッゲンハイム美術館Solomon R. Guggenheim Museum
1937年ソロモン・R・グッゲンハイム財団が設立。1939年に非具象絵画の美術館として54丁目東に開館。カンディンスキーの《黒い正方形の中に》(1923年6月)が注目を集めました。ニューヨークのランドマークともなっている五番街に位置するフランク・ロイド・ライトの建築物は、1959年ライトの死後数カ月後に完成し、近年大々的に増改築されました。収蔵作品には近ドイツ表現主義絵画からカンディンスキー、シャガール、フランツ・マルク、ピカソ、ゴッホ、セザンヌ、ブランクーシなどの近代美術作品から現代美術作品まで多岐に及びます。分館にヴェニスのペギー・グッゲンハイム美術館、ベルリン分館、フランク・ゲーリー建築のビルバオ分館があり、アブダビにもゲーリーによる大規模な施設の建設が予定されています。
(cc) Finlay McWalter
- マルク・シャガール《誕生日》(1911)
- ピエト・モンドリアン《タブロ No.2/コンポジション No.VII》(1913)
- ジョルジョ・デ・キリコ《赤い塔》(1913)
- ワシリー・カンディンスキー《コンポジション8》(1923)
- パブロ・ピカソ《黄色の髪の女》(1931)
- アンリ・マティス《肘をつく女》(1943)
- フランツ・マルク《黄色い牛》(1911)
発行媒体(本、CD、DVD、電子書籍など)は美術館のオンラインブックショップにて購入可能。
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- 地域
- 北アメリカ、アメリカ
- 所在地
- 1071 5th Ave, New York, NY
- Tel
- +1 212-423-3500
- Fax
- URL
-
http://www.guggenheim.org/new-york
マルチメディアラボ、コンピューターラボ、カンファレンスルームほか。
梁瀬薫。ニューヨーク在住美術ジャーナリスト/評論家、国際美術評論家連盟評議員/中村キース・ヘリング美術館顧問。
会期 | 展覧会名・内容 |
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2021.10.08- 2022.09.05 |
「ワシリー・カンディンスキー:円をめぐって」展 ワシリー・カンディンスキーは、革新的なアーティストであるとともに絵画の理論家としても認識されています。本展では、当館の螺旋状の傾斜路に沿って上に向かいながら、時系列とは逆の順序で、絵画、水彩画、木版画などの作品を紹介するとともに、彼のアーティストとしての旅路に焦点を当てます。 |
2022.02.04- 2022.05.02 |
「ジェニー・C・ジョーンズ:ダイナミクス」展 ニューヨークを拠点に活動しているアーティスト、ジェニー・C・ジョーンズ(1968-)は、絵画の客体性、一時的なコンテンツとしての音、そして楽譜のグラフィック形態に取り組んでいます。聞くことは、彼女の視覚芸術を支える概念的な実践であると考えている彼女は、今回の展覧会のために、視覚と聴覚の経験を織り交ぜた新しい作品を制作しました。 |
2021.11.05- 2022.06.13 |
「ジリアン・ウェアリング:マスクをつけること」展 イギリスのアーティスト、ジリアン・ウェアリング(1963-)は、メディアが飽和状態にある世界で、自己と社会のあいだの緊張を探っています。北米ではじめての回顧展である本展では、初期のポラロイド作品から最新のポートレイト作品まで、100点以上の作品を展示して、アーティストのキャリアをたどります。 |
2022.03.20