シカゴ美術館The Art Institute of Chicago
ミシガン湖から1ブロック、シカゴ市のダウンタウンに位置する通称シカゴ美術館は1879年に開館し、年間150万人が訪れます。30万点以上の収蔵作品は8つの建物に展示、保存されています。本館は1893年のシカゴ万国博覧会の際に建てられ、その後数度にわたり増築が行なわれました。膨大な収蔵作品を誇る日本ギャラリーは安藤忠雄の設計により1992年に完成。また、2009年にはレンゾ・ピアノが新館を建設。年間を通して特別展、レクチャー、パフォーマンス、ギャラリー・トークが常に開催されています。建築都市シカゴを代表する格式高い美術館建物も特徴があります。シカゴ美術館付属大学も名門校として君臨しており、リサーチライブラリーと修復部は全米一のクオリティを誇ります。
©The Art Institute of Chicago
©The Art Institute of Chicago
- ジョルジュ・スーラ《グランド・ジャット島の日曜日》(1884-1886)
- アンリ・ド・トゥルーズ=ロートレック《ムーランルージュにて》(1892-1895)
- ジョルジュ・ルオー《小人》(1936)
- ギュスターヴ・カイユボット《雨のパリの通り》(1877)
- ジョアン・ミッチェル《街の風景》(1955)
- グラント・ウッド《アメリカン・ゴシック》(1930)
- ルネ・マグリット《言葉でもある楽曲》(1964)
- ゲルハルト・リヒター《階段を降りる女性》(1965)
- フィンセント・ファン・ゴッホ《自画像》(1887)
『シカゴ美術館 エッセンシャル・ガイド 2013』
『日本の浮世絵』
トートバッグ:ジョルジュ・スーラ
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- 地域
- 北アメリカ、アメリカ
- 所在地
- 111 S Michigan Ave Chicago, IL
- Tel
- +1 312-443-3600
- Fax
- URL
-
http://www.artic.edu/
http://www.artic.edu/visit/japanese(日本語)
梁瀬薫。ニューヨーク在住美術ジャーナリスト/評論家、国際美術評論家連盟評議員/中村キース・ヘリング美術館顧問。
会期 | 展覧会名・内容 |
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2021.09.30- 2022.09.30 |
「ナンシー・ルビンス:私たちの友だちの液体金属」展 アメリカのアーティスト、ナンシー・ルビンスは、モバイルトレーラー、カヌー、飛行機の部品、遊具など、日常の事物を集めて、記念碑のような彫刻作品へと変貌させます。これらの事物は、細い鋼とケーブルで固定されており、まるで宇宙で爆発したときのように、重力に逆らっているようにみえます。 |
「マーク・ロスコ/フェリックス・ゴンザレス=トレス」展 アメリカの画家、マーク・ロスコ(1903-1970)は抽象表現主義の一種であるカラー・フィールド・ペインティングに属する作品を制作しました。本展では1949年から1954年までに制作された5点の作品を、キューバのアーティスト、フェリックス・ゴンザレス=トレス(1957-1996)が1989年に制作した作品とともに紹介します。 |
2022.03.20