テート・モダンTate Modern
1992年、テート・ギャラリーに新しいギャラリーの新設計画がなされました。ギルバート・スコット卿設計の発電所が敷地として採択され、ヘルツォーグ・ド・ムーロンが建築家として選ばれ、2000年にオープン(オープン以前のテート・ギャラリーの歴史はテート・ブリテンを参照)。常設展は、シュールレアリズムを主に取り扱った「 Poetry and Dream(詩と夢)」、第二次世界大戦後の 「Transformed Visions(ヴィジョンの変換)」、20世紀前半からの抽象美術を扱った 「Structure and Clarity(構成と明確さ)」、1960年代70年代のイタリアにおけるアート運動から世界を見る「Energy and Process(エネルギーとプロセス)」と、時代ごとの部構成で展示がなされています。企画展では主に国際的な有名作家の展覧会を開催しています。
- マルセル・デュシャン《泉》(1917、[レプリカ]1964)
- ロイ・リキテンスタイン《ワーム!》(1963)
- パブロ・ピカソ《泣く女》(1937)
- アンリ・マティス《かたつむり》(1953)
- アンディ・ウォーホル《マリリン・モンローの2連画》(1962)
- ジョン・ウィリアム・ウォーターハウス《シャロットの女(シャロット姫)》(1888)
- サルバドール・ダリ《ナルシスの変貌》(1937)
- サルバドール・ダリ《ロブスター電話》(1936)
- ジェフ・ウォール《突風(北斎にならって)》(1936)
- ジャクソン・ポロック《サマータイム──ナンバー9A》(1948)
公式ブログ
紙媒体は美術館のオンラインショップより購入可能。
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- 地域
- ヨーロッパ、イギリス
- 所在地
- Bankside, London
- Tel
- +44(0) 20-7887-8888
- Fax
- URL
-
http://www.tate.org.uk/visit/tate-modern
メンバーズルーム
袴田早矢香。在ロンドン。建築設計事務所勤務。
会期 | 展覧会名・内容 |
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2021.11.25- 2022.07.03 |
「ルバイナ・ヒミッド」展 イギリスのアーティストで文化活動家のルバイナ・ヒミッド(1954-)は、演劇への関心から、劇場デザインの勉強をしたのち、そこからインスピレーションを得て、絵画と社会的関与に対して革新的なアプローチをしたことで知られています。黒人の経験と女性の創造性を表現するとともに、それを認識するための空間を作ったことで、イギリスで中心的な役割を果たしています。 |
2022.03.20