ウォレス・コレクションThe Wallace Collection
ウォレス・コレクションは、18、19世紀に4世代に渡るハートフォード侯爵家とその子息リチャード・ウォレス卿が集めた美術品を、リチャード・ウォレス夫人が夫の死後1897年に国に寄贈したことから始まりました 。ウォレス卿一家が生前暮らしたハートフォード・ハウスに改修を加え、1900年に美術館としてオープン。18世紀後期のインテリアが保存されたその内部空間に、膨大なコレクションが展示されている。主にタイタン、レンブラントといった18世紀のフランス絵画、陶器、家具などを展示するほか、リモージュ琺瑯、マジョルカ陶器、多数の武器や装甲など含む、中世、ルネサンス期の作品も多く展示されています。
- フランス・ハルス《微笑む騎士》(オランダ、1624)
- セーブル工房《インクスタンド「地球儀」》(フランス、1758〜1759)
- アントワーヌ=ゴートロー《ルイ15世のコモード(整理箪笥)》(フランス、1739)
- ジャン=アントワーヌ・ウードン《セリリー夫人の胸像》(フランス、1782)
- ウーリッヒ・ランブス?《馬鎧》《騎士の甲冑》(ドイツ、1480年頃)
- フランソワ・ブーシェ《ポンパドゥール夫人》(フランス、1759)
- ジャン・デュクロレ《かぎたばこ入れ》(フランス、1744)
- ピーテル・パウル・ルーベンス《虹のある風景》(オランダ、1636年頃)
- アンドレ=シャルル・ブール《洋服箪笥》(フランス、1700年頃)
- ジャン・オノレ・フラゴナール《ブランコ》(フランス、1767)
- 地域
- ヨーロッパ、イギリス
- 所在地
- Manchester Square, London
- Tel
- +44(0)207-563-9500
- Fax
- +44(0)207-224-2155
- URL
-
http://www.wallacecollection.org/
アーカイブ
袴田早矢香。在ロンドン。建築設計事務所勤務。
会期 | 展覧会名・内容 |
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2022.04.06- 2022.10.16 |
「インスピレーションの源ウォルト・ディズニー:フランスの装飾芸術のアニメーション」展 ニューヨークのメトロポリタン美術館を共同で開催される本展では、20世紀のアメリカの手描きアニメーションと、18世紀のフランスの装飾芸術作品を展示し、これら2つの芸術運動の魅力的なつながりを明らかにします。 |
2022.03.20