ルーヴル美術館Musée du Louvre
12世紀にフィリップ・オーギュスト王によって建設された城塞がルーヴルの起源です。以来、城塞、王宮、美術館と姿を変えながら現在の世界屈指の巨大美術館へ発展しました。6万平方メートルの展示スペースに、先史時代から19世紀までの《モナ・リザ》や《ミロのヴィーナス》を含む美術作品約3万5千点の収蔵品が展示されており、年間の入場者数は900人を超えます。1983年にミッテラン大統領による「大ルーヴル計画」によりルーヴルのシンボルであるガラスのピラミッドが誕生、2012年にはフランス北部のランスに別館をオープンさせました。2015年にはアラブ首長国連邦のアブダビに別館をオープンさせる予定で、12世紀の建立以来つねに進化し続けています。
- レオナルド・ダ・ヴィンチ《モナ・リザ》(1503-1519)
- 作者不明《サモトラケのニケ》(古代ギリシャヘレニズム期[紀元前323-31])
- 作者不明《書記座像》(エジプト、紀元前2500-2350)
- ヴェロネーゼ《カナの婚礼》(1562-1563)
- ジャック・ルイ・ダヴィッド《ナポレオンの戴冠式》(1805-1807)
- ヨハネス・フェルメール《レースを編む女》(1669-1670)
- 作者不明《ジャン2世 善良王》(フランス、14世紀半ば)
- ブール・アンドレ=シャルル《ティエリー男爵のグランド・キャビネ》(1710頃)
『ルーヴル美術館ガイドブック』(ポケットサイズ)
『すべてのルーブル:傑作、宮殿の歴史、そして建築』
ジャン・マルエル『ピエタ』(56ページ)
雑誌『グラン・ギャラリー』は、次のオンラインショップより購入可能。
- 地域
- ヨーロッパ、フランス
- 所在地
- 99 rue de Rivoli 75001 Paris
- Tel
- +33(0)1-4020-5050
- Fax
- +33(0)1-4020-5705
- URL
-
http://www.louvre.fr
http://www.louvre.fr/jp(日本語)
書店・ブティック、オーディオ・ビジュアル・ルーム
栗栖智美。在フランス。通訳、コーディネーター。
会期 | 展覧会名・内容 |
---|---|
2021.09.22- 2022.07.04 |
「かの地より来たりし:旅するオブジェ」展 「パリーアテネ」および「ファラオ」など、「遠方」をテーマにした、ルーヴル美術館第三弾となる企画展です。カーネリアンやラピスラズリといった貴石、または象牙などの事物は、古来より活発に取引され、それらは遠方の象徴として希少価値の高いものでした。本展は、石、貝殻、植物から、ゾウやキリン、ダチョウといった動物まで、ヨーロッパの人々を夢中にしたエキゾティックな事物とその交流の歴史についてスポットを当てます。 |
2022.03.20