オルセー美術館Musée d'Orsay
1900年のパリ万国博覧会のために建設されたオルセー駅を改造して、1986年に美術館としてオープンしました。併設されていたホテルの祝宴の間や、現在レストランになっている食堂など、建設当時の豪華な装飾も見学することができます。絵画、彫刻、デッサン、美術工芸品、写真など、新古典主義から象徴主義までの19世紀の豊富なコレクションを目当てに年間300万人以上が訪れています。とりわけ、マネ、モネ、ゴッホ、セザンヌなどの印象派の作品コレクションは秀逸。パリ・オペラ座の彫像や以前の天井画の習作などオペラ座に関する資料や万国博覧会の出品作品など、19世紀のパリを彷彿させる歴史的資料も充実しています。
- ヴィンセント・ヴァン・ゴッホ《オーヴェルの教会》(1890)
- エドガー・ドガ《14歳の小さな踊り子》(1881)
- エドワール・マネ《オランピア》(1863)
- アンリ・ルソー《蛇使いの女》(1907)
- オーギュスト・ルノワール《ムーラン・ド・ラ・ギャレット》(1876)
- ジャン・フランソワ・ミレー《落ち穂拾い》(1857)
- ポール・ゴーギャン《タヒチの女(浜辺にて)》(1891)
オルセー美術館ガイドブック
展覧会カタログ『マスキュラン/マスキュラン』
展覧会カタログ『アレグロ・バルバロ』
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- 地域
- ヨーロッパ、フランス
- 所在地
- 62 rue de Lille 75343 Paris
- Tel
- +33(0)1-4049-4814
- Fax
- URL
-
http://www.musee-orsay.fr/
http://www.musee-orsay.fr/uploads/tx_kleeadmin/Japonais.pdf(日本語)
オーディトリウム
栗栖智美。在フランス。通訳、コーディネーター。
会期 | 展覧会名・内容 |
---|---|
2022.02.08- 2022.05.08 |
「ホイッスラー:フリック・コレクション名品」展 フリック・コレクションは、実業界の大物で大コレクターであったヘンリー・フリック(1849-1919)のニューヨークの邸宅で1935年に公開された、アメリカで最も重要な美術館のひとつです。2021年から2023年までの間の改装期間、ジェームズ・ホイッスラー(1834-1903)の作品群が1世紀以上ぶりにニューヨークを離れ、オルセー美術館で展示されます。ホイッスラーの肖像画は、ホルベイン、レンブラント、ヴァン・ダイクらと並び、コレクションの中で最も称賛される作品です。 |
2022.03.20