ベルリン美術館Staatliche Museen zu Berlin
ベルリン美術館とは正式には「ベルリン国立美術館群(SMB)」と呼ばれ、ベルリンの中心部に位置し世界遺産にも登録されている博物館島をはじめ、ティアガルテン地区、ダーレム地区などに存在する多くの美術館・博物館群の総称です。1830年、プロイセン王室コレクションの収蔵・展示を目的に開館した旧博物館を発祥とし、以後、コレクションの増大にともない美術館や博物館が次々に建てられました。13世紀から18世紀にかけての西洋美術の珠玉のコレクションを誇る絵画館をはじめ、19世紀の美術を専門に扱う旧ナショナル・ギャラリーやミース・ファン・デル・ローエ設計の新ナショナル・ギャラリー、現代美術に特化したハンブルガー・バーンホフ現代美術館、ドイツ考古学の輝かしい遺産に触れることができるペルガモン博物館など、それぞれのギャラリーに独自の歴史と特色があり、今日に至るまでベルリンの重要な文化的拠点であり続けています。
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- ヤン・ファン・エイク《聖堂の中の聖母子》(1440年頃)
- ロヒール・ファン・デル・ウェイデン《ミッデルブルグ祭壇画》(1450年頃)
- アルブレヒト・デューラー《ひわの聖母子》(1506)
- ハンス・ホルバイン《商人ゲオルク・ギーツェの肖像》(1532)
- ルーカス・クラナッハ(父)《青春の泉》(1546)
- ピーテル・ブリューゲル(父)《ネーデルラントの諺》(1559)
- レンブラント・ファン・レイン《スザンナの水浴》(1647)
- ヨハネス・フェルメール《真珠の首飾りの女》(1660-1665年頃)
- カスパー・ダーヴィト・フリードリヒ《孤独な樹》(1822)
- アルノルト・ベックリン《死の島》(1883)
紙媒体は美術館のオンラインブックショップにて購入可能。
- 地域
- ヨーロッパ、ドイツ
- 所在地
- Tel
- +49 (0)30-26642-4242
- Fax
- +49 (0)30-26642-2290
- URL
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http://www.smb.museum/en/home.html
会期 | 展覧会名・内容 |
---|---|
2022.02.12- 2022.05.08 |
「地獄の黒と星あかり:近現代美術におけるダンテの神曲」展(国立版画素描館) イタリアの詩人で哲学者のダンテ・アリギエーリ(1265-1321)の没後700周年を記念した本展では、デンマークのアーティスト、エバ・ホルム(1889-1967)とドイツのクラウス・レイジ(1891-1971)によって制作された1920年代の2つの木版画シリーズから厳選した作品を紹介します。どちらの作品も、ダンテの神曲を多面的に扱っています。 |
2022.02.10- 2022.05.29 |
「ゲルハルト・リヒターのアーティスト・ブック」展(新ナショナル・ギャラリー) ゲルハルト・リヒター(1932-)は世界でもっとも有名で成功した現代アーティストのひとりです。何十年にもわたるキャリアの中で、写真に基づくグレーの絵画からカラフルな抽象画まで、知的なテーマ、絵画的な手法、作品制作の方法の一貫した変化を通して多くの人を魅了し続けています。本展は、生誕90周年を記念した、彼のアーティスト・ブックの大規模な調査展です。 |
2022.03.20