レンバッハハウス美術館Städtische Galerie im Lenbachhaus
カンディンスキー、フランツ・マルクをはじめ、20世紀絵画の充実したコレクションをもつミュンヘン市立の美術館です。同館の所蔵品は、青騎士グループの女流画家であったガブリエル・ミュンターがミュンヘン市に寄贈した約1000点の作品が核となっています。かつてミュンヘンで活動した肖像画家、フランツ・フォン・レンバッハ(1836-1904)の住居兼アトリエが現在の美術館となったため、「レンバッハハウス」と呼ばれるようになりました。青騎士はもちろん、19世紀の風景画や、ジョージ・グロスらの新即物主義(ノイエ・ザハリヒカイト)、アンセルム・キーファー、ヨーゼフ・ボイスをはじめとする戦後の現代美術も必見です。
- フランツ・マルク《青い馬I》(1911)
- フランツ・マルク《虎》(1912)
- ワシリー・カンディンスキー《印象Ⅲ(コンサート)》(1911)
- ワシリー・カンディンスキー《ムルナウ──鉄道と城のある光景》(1909)
- アウグスト・マッケ《遊歩道》(1913)
- ガブリエル・ミュンター《ロシア人の家》(1931)
- パウル・クレー《ローズ・ガーデン》(1920)
- ヨーゼフ・ボイス《バスタブ》(1960)
- ゲルハルト・リヒター《パレルモの部屋のための2つの彫刻》(1971/1984)
- 地域
- ヨーロッパ、ドイツ
- 所在地
- Luisenstraße 33, 80333 München
- Tel
- +49 89-233-320-00
- Fax
- +49 89-233-320-03
- URL
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http://www.lenbachhaus.de/?L=1
金子美環。在ケルン。
会期 | 展覧会名・内容 |
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2021.03.23 |
「グループ・ダイナミクス:青騎士」展 青騎士は、1912年にヴァシリー・カンディンスキーとフランツ・マルクが相関した芸術年刊誌の名前です。「『青騎士』編集員会の最初の展覧会」は1911年に、離脱したミュンヘン新芸術家協会に対抗して開催され、そこに参加したメンバーが歴史的な時代やジャンルの違いを超えたグローバルなクリエイティブ・コミュニティを年鑑に明示しました。本展では、グループの集合的で創造的なプロセスに注目します。 |
2022.03.20