ウフィツィ美術館Galleria degli Uffizi
ウフィツィ美術館はイタリアのフィレンツェにある、イタリア・ルネサンスの宝庫とも言うべき美術館です。建物はもともとジョルジョ・ヴァザーリの設計で1560年に着工し、1580年に完成したトスカーナ大公国政府の政庁舎として使われていたもので、「ウフィツィ(英語でOfficeの意)」という名称もそれに由来しています。近代型の美術館としてヨーロッパ最古と言われ、収蔵作品はイタリア国内で最大の質と量を誇ります。美術館周辺は歴史的な街並みが広範囲にわたって保存されており、1982年にはフィレンツェ歴史地区の一部として世界遺産に登録されました。サマーシーズンを中心に一年中多くの来館者で賑わっているため、見学の際には予約が推奨されています。
- チマブーエ《サンタ・トリニタの聖母》(1285年頃)
- フィリッポ・リッピ《聖母子と二天使》(1457年頃)
- ピエロ・デラ・フランチェスカ《ウルビーノ公夫妻の肖像》(1472-1474年頃)
- レオナルド・ダ・ヴィンチ《受胎告知》(1475-1480年頃)
- サンドロ・ボッティチェッリ《ヴィーナスの誕生》(1485年頃)
- アルブレヒト・デューラー《東方三賢王の礼拝》(1504)
- ラファエロ・サンティ《ひわの聖母》(1505-1506)
- ミケランジェロ《聖家族》(1507年頃)
- ティツィアーノ・ヴェチェッリオ《ウルビーノのヴィーナス》(1538年頃)
- カラヴァッジョ《若きバッカス》(1589)
- 地域
- ヨーロッパ、イタリア
- 所在地
- Via della Ninna 5, Firenze
- Tel
- +39-055-23885
- Fax
- +39-055-2388699
- URL
-
http://www.uffizi.it/index.php?en/1/home
会期 | 展覧会名・内容 |
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2021.11.23- 2022.04.24 |
「子どもにやさしい。古代ローマで育つこと」展 数千年前のおもちゃやゲーム、赤ちゃんの姿の神の彫刻など、子どもたちの目線に合わせた本展は、未踏のテーマに革新的な方法で取り組む考古学展です。30点を超える作品は、ローマ帝国時代の子どもたちの日常生活のさまざまな瞬間を見ることができます。 |
2022.03.20