ピッティ宮殿パラティーナ美術館Galleria Palatina, Palazzo Pitti
パラティーナ美術館はイタリア・フィレンツェのピッティ宮殿内にある国立美術館で、「ピッティ美術館」という名称でも知られています。ピッティ宮殿は15世紀後半に商人であったピッティの邸宅として着工。以後メディチ家の手に渡り、増築が重ねられてきました。巨大な宮殿の中には絵画を中心としたパラティーナ美術館、近代美術館のほか、銀器博物館、衣装博物館、陶磁器博物館、馬車博物館などのギャラリーや博物館があり、最盛期のルネサンス美術を堪能することができます。特にパラティーナ美術館はティツィアーノやラファエロの充実したコレクションを有しており、近隣のウフィッツィ美術館とともに世界中から観光客を集めています。なおピッティ宮殿は世界遺産に登録されているフィレンツェ歴史地区の一角にあり、ウフィッツィ美術館とはヴァザーリの回廊を通じて結ばれています。
(cc) Jean-Christophe BENOIST
- フィリッポ・リッピ《聖母子聖アンナの生涯》(1452-1453年頃)
- ラファエロ・サンティ《大公の聖母》(1504年頃)
- ラファエロ・サンティ《小椅子の聖母》(1514年頃)
- ラファエロ・サンティ《ヴェールの女》(1516年頃)
- アンドレア・デル・サルト《聖母被昇天》(1520年頃)
- ソドマ《聖セバスティアヌスの殉教》(1525-1526年頃)
- ティツィアーノ・ヴェチェッリオ《悔悛するマグダラのマリア》(1530-1535年頃)
- ピーテル・パウル・ルーベンス《戦争の恐怖》(1637-1638年頃)
- 地域
- ヨーロッパ、イタリア
- 所在地
- Piazza Pitti 1, Firenze
- Tel
- +39-055-2388614
- Fax
- +39-055-2388613
- URL
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http://www.polomuseale.firenze.it/musei/pitti.php?m=palazzopitti
2022.03.20