バルセロナ現代美術館Museu d'Art Contemporani de Barcelona
バルセロナ現代美術館(MACBA)は1995年にオープンした、スペインのバルセロナにあるコンテンポラリーアート専門の美術館です。外観から内装まで徹底的に白で統一された建物は、アメリカの建築家リチャード・マイヤーの設計によるもの。ファサードの大部分をガラス窓で占めているため、展示空間にはふんだんに外光が採り入れられています。コレクションは20世紀半ばから現在までのカタルーニャやスペインのアーティストを中心に、世界各国の現代美術作品が幅広く収集されています。
(cc) Graham Rogers
- パウル・クレー《高揚した関係》(1930)
- サミュエル・ベケット《フィルム》(1965)
- マリオ・メルツ《無題》(1972)
- フランセスク・トーレス《忘却/記憶》(1991)
- アントニ・タピエス《展示中》(1992-1993)
- アントニ・クラーヴェ《白と青》(1997)
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会期 | 展覧会名・内容 |
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2021.05.14- 2022.06.06 |
「リアル・タイムで。コンセプチュアル・アートのラファエル・トゥス・コレクション」展 テキスタイルの世界にリンクした情熱的なコレクターであるラファエル・トゥスは、コンセプチュアル・アートに目を向け、アイデアとプロセスを優先し、アーティスト・グループが実行する態度と実験的な作業を定義するのに役立つコレクションを築いてきました。このコレクションには、従来のアート会場だけではなく、1970年代以降、代替の文化空間で開催された展覧会に参加することを選択した世代の証言が含まれています。また、1980年以降は、街の中心部にメトロノームという展示スペースを作りました。そこは、音楽、パフォーマンス、サイトスペシフィック・プロジェクトを融合させたアイデアの触媒として機能し、大規模なインスタレーション作品の制作がたくさん生まれるきっかけを作りました。 |
2022.03.20