デン・ハーグ市美術館Gemeentemuseum Den Haag
カラフルで幾何学的な模様が印象的な作風のピエト・モンドリアンは、オランダが輩出した偉大な抽象画家。デン・ハーグ市美術館はそのモンドリアンをはじめとする近現代の絵画作品、ファッション、デザイン、建築を総合的に楽しめる美術館です。主に19、20世紀の近現代の作品を扱っており、アールヌーヴォー、アールデコ、モダンの端正な美しさをたたえた家具が数多く展示されています。デザインの歴史をひも解くには最適のコレクションと言えるでしょう。また、東洋の白磁に影響を受けて発展したデルフト焼の充実した展示も必見です。
(cc) Roel Wijnants
- クロード・モネ《ルーヴル河岸》(1867年頃)
- クロード・モネ《青い雨》(1925年頃)
- パブロ・ピカソ《シビル》(1921)
- フィンセント・ファン・ゴッホ《ケシの花畑》(1890)
- フィンセント・ファン・ゴッホ《自画像》(1886)
- エルンスト・ルートヴィッヒ・キルヒナー《チャールダーシュの踊り子たち》(1907-20)
- エゴン・シーレ《エーディトの肖像》(1915)
- ワシリー・カンディンスキー《中心》(1924)
- ハインリヒ・カンペンドンク《黄色い動物》(1914年頃)
- ピエト・モンドリアン《ヴィクトリー・ブギウギ》(1942-44)
- 地域
- ヨーロッパ、オランダ
- 所在地
- Stadhouderslaan 41, Den Haag
- Tel
- +31 (0)70-338-1111
- Fax
- +31 (0)70-338-1112
- URL
-
http://www.gemeentemuseum.nl/
グランド・カフェ(国内外のデザイン家具が使われている)
ブラッセリー・ベルラージュ(アールデコ様式の建物のレストラン)
山本浩幸。在ブリュッセル。出版人/インスピレーション出版。
会期 | 展覧会名・内容 |
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2021.12.17- 2022.05.15 |
「グレイソン・ペリー」展 2021年にエラスムス賞を受賞したイギリスのアーティスト、グレイソン・ペリー(1960-)は、さまざまな素材と技術を使って作品を制作しています。彼の芸術は、挑発的で機知に富んでおり、古いものと新しいもの、許容できるものと衝撃的なものとを対峙させています。 |
2022.02.05- 2022.07.03 |
「アルフォンス・ミュシャ」展 チェコのアーティスト、アルフォンス・ミュシャ(1860-1939)がパリで活動を始めてから7年後、劇場の大女優、サラ・ベルナールのためにデザインしたポスター作品ジスモンダ(1894)で一夜にして世界的に有名になりました。彼のスタイルは、アール・ヌーヴォーの代名詞となり、19世紀のパリに至るところに存在するようになりました。本展では、有名な作品のセレクションを、カラフルなガラスや衣装などの当館のコレクションアイテムとともに紹介します。 |
2022.03.20