クレラー・ミュラー美術館Kröller-Müller Museum
この美術館は広大なホーへ・フェルウェ国立公園内にあり、若く裕福なクレラー、ミュラー夫妻が鉱山製鉄の事業で得た富をもとに収集したコレクションを展示しています。特にフィンセント・ファン・ゴッホの油彩を90点、素描を180点所蔵し、アムステルダムのゴッホ美術館に匹敵する内容を誇ります。また印象派、キュビスム、未来派など絵画作品とともに、現代美術のインスタレーションも充実しています。周囲の自然には、現代彫刻の野外公園が広がり、自然とアートの両方を楽しめる構成です。
© Kröller-Müller Museum
© Kröller-Müller Museum
- フィンセント・ファン・ゴッホ《じゃがいもを食べる人たち》(1885)
- フィンセント・ファン・ゴッホ《アルルの跳ね橋》(1888)
- フィンセント・ファン・ゴッホ《ピンクの桃の木》(1888)
- フィンセント・ファン・ゴッホ《夜のカフェテラス》(1888)
- フィンセント・ファン・ゴッホ《種まく人》(1888)
- フィンセント・ファン・ゴッホ《子守唄(ルーラン夫人の肖像)》(1889)
- フィンセント・ファン・ゴッホ《プロバンスの夜の田舎道》(1890)
- ジョルジュ・スーラ《シャユ踊り》(1889-1890)
- マーク・ディスベロ《Kピース》(1972)
- オズワルド・ウェンクバッハ《ムッシュ・ジャック》(1955年頃)
- 地域
- ヨーロッパ、オランダ
- 所在地
- Houtkampweg 6, Otterlo
- Tel
- +31 (0)318-59-1241
- Fax
- +31 (0)318-59-1515
- URL
-
http://www.kmm.nl/
http://krollermuller.nl/jp(日本語)
彫刻庭園、レンタル自転車(無料)あり。
山本浩幸。在ブリュッセル。出版人/インスピレーション出版。
会期 | 展覧会名・内容 |
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2021.10.02- 2022.04.18 |
「ヤン・ディベッツ:風景の構造1967-1968」展 アムステルダムを拠点に活動しているコンセプチュアル・アーテイストのヤン・ディベッツ(1941-)は、1967年に、風景の中の幾何学的構成のスケッチと研究を始めました。円は長方形を耕したり、かき集めたり、掘ったり、遠近法で遊んだりすることによって風景へ介入を試み、彼の写真作品にも影響がみられます。本展では、この時期に焦点を当てて、他の作品も併せて紹介します。 |
2021.09.25- 2022.06.06 |
「アン・ゲーネ:事物の集積」展 アン・ゲーネ(1983-)は、自然の数を数え、測定し、写真を撮り、目録を製作します。葉や小枝、石、松葉だけでなく、鳥、カブトムシ、樹皮の断片の写真もその特性に基づいて収集します。そしてそれらを分析したのち、整理します。本展では、彼女が一年以上かけて当館の周辺から収集したさまざまなものをまとめて展示します。 |
2021.10.16- 2022.04.24 |
「パナマレンコ。星空の航海」展 ベルギーのアーティスト、パナマレンコ(1940-2019)は、キャリアの初期から飛行機械を含む乗り物の設計と製造を始めました。彼は何十年にもわたって、動き、飛行、重力などの研究をしており、型にはまらない幻想的なオブジェクトを生み出しました。本展では、もっとも印象的なオブジェクトのひとつである「星空の航海」を中心に彼の作品を紹介します。 |
2022.03.20