スウェーデン国立美術館Nationalmuseum
スウェーデン国立美術館はスウェーデンの首都ストックホルムにある美術館です。「ストックホルム国立美術館」と呼ばれることも。16世紀の国王グスタフ1世が収集したルーカス・クラナッハらの作品が収蔵品の基礎をなしており、以降バイエルンやデンマークに侵攻するたびに戦利品を持ち帰りコレクションを拡大していきました。1866年に現在のルネサンス様式の建物に国立美術館として開館。1958年には収蔵品の増加にともない、20世紀美術部門は新設の近代美術館に移されました。王家の作品収集の履歴を反映するかのように、17世紀のオランダ絵画、18世紀フランスのロココ絵画が質、量ともに充実しており、コレクションの中核をなしています。
bergsten
- ルーカス・クラナッハ(父)《支払い(不釣合いなカップル)》(1532)
- ユディト・レイステル《フルートを吹く少年》(1635年頃)
- レンブラント・ファン・レイン《クラウディウス・キウィリウスの謀議》(1662)
- フランソワ・ブーシェ《ヴィーナスの勝利》(1740)
- ギュスターヴ・クールベ《美しきアイルランド女(ジョーの肖像)》(1866)
- ピエール=オーギュスト・ルノアール《ラ・グルヌイエール》(1869)
- ポール・ゴーギャン《ブルターニュの風景》(1889)
- カール・ラーション《白樺の木陰での朝食》(1896)
- アンデシュ・ソーン《真夏のダンス》(1897)
紙媒体は美術館のオンラインブックショップにて購入可能。
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- 地域
- ヨーロッパ、スウェーデン
- 所在地
- Södra Blasieholmshamnen, Stockholm
- Tel
- +46 8-5195-4300
- Fax
- +46 8-5195-4450
- URL
-
http://www.nationalmuseum.se/sv/English-startpage/
現在は本館改修のため、市内のさまざまな場所で展示が行なわれています。
会期 | 展覧会名・内容 |
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2021.12.21- 2022.04.24 |
「写真のパイオニアで巨匠、ヨハンズ・イェーガー」展 ドイツの写真家、ヨハンズ・イェーガー(1832-1908)は、1857年に初めてスウェーデンを訪れ、数年後にストックホルムに写真スタジオを設立し、ポートレイト写真を撮りたいというスウェーデンの高等社会のメンバーを魅了しました。その後、彼は写真の可能性を探求することに時間を費やしました。本展では、彼が写真の可能性をどのように探求したかに焦点を当てて紹介します。 |
2022.03.20