イェーテボリ美術館Göteborgs konstmuseum
イェーテボリ美術館はスウェーデンの南西部の港湾都市イェーテボリにある美術館です。1923年、イェーテボリ博物館のコレクションの増大にともない、美術部門が分離独立するかたちで開館しました。コレクションの核になっているのは、国内最大の美術収集家であり、画家のカール・ラーションやアンデシュ・ソーンらのパトロンでもあったポントゥス・フュシュテンベリーによって寄贈された作品群です。それらは主に寄贈者の名前を冠したフュシュテンベリー・ギャラリーに収められています。展示作品はほかにも近現代の北欧美術を中心に、ゴッホ、モネ、ピカソらの重要な作品も含まれています。
(cc) Emil Lundaahl
- パール・ハッセルベリ《スノー・ベル》(1885)
- ペーダー・セヴェリン・クロイヤー《芸術家たちの祝宴》(1887-1888)
- アンデシュ・ソーン《屋外》(1888)
- フィンセント・ファン・ゴッホ《サン=レミのオリーブ畑》(1889)
- カール・ラーション《宿題》(1898)
- パブロ・ピカソ《アルルカンの家族と猿》(1905)
- クロード・モネ《睡蓮》(1907)
- マルク・シャガール《花と鶏》(1929)
- 地域
- ヨーロッパ、スウェーデン
- 所在地
- Götaplatsen, Göteborg
- Tel
- +46 31-368-3500
- Fax
- +46 31-368-3526
- URL
-
http://konstmuseum.goteborg.se/wps/portal/konstm/english
会期 | 展覧会名・内容 |
---|---|
「曲芸師家族の詳細な研究ーピカソの観点」展 当館が所有する「曲芸師家族と猿」は、パブロ・ピカソのばら色の時代の象徴的な作品のひとつです。ピカソは、曲芸師の日常生活をサーカスの世界の舞台裏で、しばしば憂鬱のほのめかしで描いています。本展では、他の7点の作品とともにこの作品の詳細を紹介します。 |
2022.03.20