アテネウム美術館Ateneumin Taidemuseo
アテネウム美術館はフィンランドの国立ギャラリーの一部で、国内最多2万点以上の作品を収蔵しています。その名前は、ギリシャ神話における知恵と技芸の女神に由来しています。現在の建物は1887年に完成し、1888年10月13日に一般公開されました。建物の1、2階は企画展示、3階は常設展示となっています。3階の常設展示のコレクションには多種多様な選り抜きの作品群がありますが、なかでも特筆すべきはフィンランドの画家であるAleksi Gallen-KallelaとHugo Simbergの作品群です。2009年からは日本の浮世絵も展示されています。一年を通して、ワークショップやガイドツアーなどさまざまな行事が催されています。
- ヒューゴ・シンベリ《傷ついた天使》(1903)
- エーロ・ヤルネフェルト《賃金奴隷》(1893)
- アクセリ・ガッレン=カッレラ《Building》(1903)
- アクセリ・ガッレン=カッレラ《Aino Myth, triptych》(1891)
- ヘレネ・シェルフベック《The Convalescent》(1888)
- フェルナンド・フォン・ライト《The Fighting Capercaillies》(1886)
- フィンセント・ファン・ゴッホ《オーヴェル=シュル=オワーズ》(1890)
- エドヴァルド・ムンク《Bathing Men; Middle Age》(1907-1908)
紙媒体は美術館のオンラインショップにて購入可能。
- 地域
- ヨーロッパ、フィンランド
- 所在地
- Kaivokatu 2 00100 HELSINKI
- Tel
- +358 9-6122-5510
- Fax
- URL
-
http://www.ateneum.fi/en
劇場
久間哲二郎。ヘルシンキ在住。Aalto University School of Arts, Design and Architecture在籍(2014年まで)。K2S Architects勤務。
会期 | 展覧会名・内容 |
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- 2022.03.27 |
「フィンランド美術の物語」展 本館は、国内最古かつ最大の美術コレクションを所有しています。 コレクション展では、あまり展示されていない芸術作品とともに、愛されている古典を紹介します。 それは新しい類似点を描き、長い間展示されていなかった作品をハイライトします。 |
2021.09.14- 2022.03.27 |
「フォーカスギャラリー:エイノ・ルーツァロの実験的な1960年代」展 視覚芸術家であり、映画製作者でもあるエイノ・ルーツァロ(1921-2001)は、1960年代にフィンランドを代表する実験アーティストのひとりでした。彼はしばしば、ミュージシャン、詩人、ダンサーと共同で作品を制作しました。本展は、アーティストの生誕100周年を祝す展覧会です。 |
2022.03.20