広東省博物館Guangdong Provincial Museum
1959年、広東省博物館は正式に開館しました。旧館は、昔の広東貢院跡を利用した、かつての中山大学跡にありました。1992年には同じ敷地に新たな陳列館を建設。延床面積は全部で以前の4倍に上る18700平米となりました。収蔵品は全部で約16万6000点。そのうち、一級の文化財は404点、二級は7284点におよびます。なかでも書画と古陶磁器の質と量はともに全国でも屈指のレベルにあるとされ、特に「嶺南画派」の書画のコレクションで知られます。自然標本や化石の収蔵数も4万点余に上ります。
2004年からは、「広東省移動博物館」との協力により全省の博物館の資源を統合し、全省規模で巡回展を実施。また、2003年より「珍宝容器」案を採用した新館の建設計画を実施しています。入館料は2008年より無料です。
- 作者不詳《信宜銅盉》(西周、紀元前1066-紀元前771)
- 作者不詳《広彩人物双耳盖盅》(清、1616-1911)
- 《青玉鏤彫竜穿牡丹鈕》(元、1279-1363)
- 陳容《墨竜図》(南宋、1127-1279)
- 作者不詳《雷州窯釉下褐彩鳳鳥紋荷葉盖罐》(元、1279-1363)
- 作者不詳《景徳鎮窯青花人物紋玉壺春瓶》(元、1279-1363)
- 作者不詳《青釉挟夾梁罐》(南漢、909-971)
- 作者不詳《徳化白釉羅漢像》(明、1368-1644)
- 作者不詳《木彫羅漢像》(北宋、960-1127)
- 作者不詳《磁州窯唐僧取経図枕》(元、1279-1363)
- 地域
- アジア、中国
- 所在地
- No. 2 Zhujiang Dong Lu, Zhujiang New Town, Tianhe District, Guangzhou
- Tel
- +86 020-3804-6886
- Fax
- +86 020-3804-6880
- URL
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http://www.gdmuseum.com
多目的ホール、学術ホール、トレーニングルーム
多田麻美。フリーライター。北京在住。
2022.03.20