ルートヴィヒ美術館Museum Ludwig
ケルンの大聖堂の裏手にある現代美術館。1976年2月5日、ペーター・ルートヴィヒと妻イレーネは350点の現代アート作品をケルン市に寄贈する書類に署名し、新しく建てられた美術館が1986年に開館されました。コレクションは20-21世紀の現代アートの潮流を総観できる内容です。キュビスム、アヴァンギャルド、シューレアシルム、バウハウス、ポップアート、そして19-20世紀の写真、インスタレーション作品など。2001年に追加寄贈された774点のピカソの作品も魅力のひとつです。2012年に就任した40代の館長フィリップ・カイザーの指揮で、現代アート作品の新規獲得や斬新な企画展に挑戦しています。
(cc) Thomas Robbin
- アウグスト・マッケ《緑のジャケットの女》(1913)
- マックス・エルンスト《友人たちの再会》(1922)
- パブロ・ピカソ《アーティチョークの女》(1941)
- アンディ・ウォーホル《二人のエルヴィス》(1963)
- サルヴァドール・ダリ《ペルピニャン駅》(1965)
- ロイ・リキテンシュタイン《多分》(1965)
- ゲルハルト・リヒター《エマ/階段のヌード》(1966)
- ジェフ・ウォール《女と医師》(1980-81)
- マリア・ラッシング《銃の力》(1983)
- ビル・ヴィオラ《挨拶》(1995)
- 地域
- ヨーロッパ、ドイツ
- 所在地
- KölnHeinrich-Böll-Platz
- Tel
- +49 221-2212-6165
- Fax
- +49 221-2212-4114
- URL
-
http://www.museum-ludwig.de/en/
■レストラン(サイトはドイツ語のみ)
有機食材、スローフード、飼育環境に配慮された家畜の肉を使用など、こだわりのレストラン。http://www.ludwig-im-museum.de/
■オンラインショップはカタログなど書籍のみ販売。
http://www.museum-ludwig.de/en/shop.html
■図書館
近現代アート、写真、ベネルクス3国に関する書籍が充実している。
http://www.museum-ludwig.de/en/museum/forschung/kunst-und-museumsbibliothek.html
山本浩幸。在ブリュッセル。編集者。インスピレーション出版。
会期 | 展覧会名・内容 |
---|---|
2021.11.01- 2023.11.30 |
「Schultze Projects #3:ミネルヴァ・クエバス」展 ドイツのアーティスト、ベルナルド・シュルツにちなんだSchultze Projects。3回目となる今回は、メキシコ出身のミネルヴァ・クエバス(1975-)によるサイトスペシフィックな作品が当館のメイン階段の壁面に展示されます。 |
2022.03.20