アントワープ王立美術館Koninklijk Museum voor Schone Kunsten Antwerpen
フランダースの重要な画家の作品を中心に7600点の絵画、彫刻、デッサン、版画を所蔵しています。中心となるのはルーベンスなどフランダース絵画やその後の表現主義、ジェームズ・アンソールやリック・ウォーテルスなど。その他にもジャン・フーケやティツィアーノ、モディリアーニの絵画、ザッキンやロダンの彫刻も所蔵しています。
1890年8月11日に開館した建物は老朽化が進み、2011年5月から大がかりな改修工事のため2019年末まで閉休館中です。フランダース政府が4400万ユーロの巨費を投じて工事が行なわれ、19世紀の歴史ある外観はそのままに、内部は現代的な快適さを獲得するプランが進行中です。
© Kristien Daem
- シモーネ・マルティーニ《オルシーニ多翼祭壇画》(14世紀)
- ジャン・フーケ《ムランの聖母子》(1452)
- ロヒール・ファン・デル・ウェイデン《フィリップ1世ド・クロイの肖像》(ca.1460)
- ハンス・メムリンク《父なる神と奏楽の天使たち》(15世紀)
- ハンス・メムリンク《ベルナルド・ベンボの肖像》(ca.1473-1474)
- ヤン・ブリューゲル(父と子)《花瓶の花》(17世紀前半)
- ペーテル・パウル・ルーベンス《凍えるヴィーナス》(1614)
- ヘンリ・レイス《1520年にアントワープを訪れるアルブレヒト・デューラー》(1855)
- アレキサンドル・カバネル《有罪の囚人で毒を試すクレオパトラ》(1887)
- ジェイムズ・アンソール《陰謀》(1890)
- 地域
- ヨーロッパ、ベルギー
- 所在地
- AntwerpenLeopold de Waelplaats
- Tel
- +32 (0)3-224-9550
- Fax
- URL
-
http://www.kmska.be/en/
書店あり(休館中)
改修工事のため休館中です。
山本浩幸。在ブリュッセル。編集者。インスピレーション出版。
2022.03.20