ゲント美術館Museum voor Schone Kunsten Gent
ゲント美術館は、豊かな歴史を反映した中世のフランダース絵画から20世紀前半までの作品を展示しています。特にベルギー出身画家の作品を堪能したい方にオススメです。
ゲントはフランダース地方の歴史都市で、ヤン・ファン・エイクの代表作《神秘の子羊》を所蔵する聖バーフ大聖堂があることでも有名です。現在《神秘の子羊》の大規模な修復はこの美術館で行なわれ、一般の来館者が作業の様子を見ることができるようになっています。2012年から2017年までパネルごとに作業は行なわれ、その他のパネルは聖バーフ大聖堂で見学できます。
- ヒエロニムス・ボッシュ《十字架を担うキリスト》(1510-16)
- ピーテル・ブリューゲル2世《農民の結婚》(1616年以降)
- アントニー・ヴァン・ダイク《ユピテルとアンティオペー》(ca.1620)
- グスターフ・ファン・ド・ウーステイン《田舎娘》(1913)
- フランシス=ジョセフ・ナヴェ《ビナスコの聖女ヴェロニカ》(1816)
- フェルナン・クノップフ《香》(ca.1898)
- アルフレッド・スティーヴンス《マグダラのマリア》(1887)
- ジェイムズ・アンソール《老婦人とマスク》(1889)
- ギュスターヴ・ド・スメット《アムステルダムの緑のドームがある教会》(1919)
- ルネ・マグリット《視点II マネのバルコニー》(1950)
- 地域
- ヨーロッパ、ベルギー
- 所在地
- Fernand Scribedreef 1, Citadelpark, Gent
- Tel
- +32 (0)9-240-0700
- Fax
- +32 (0)9-240-0790
- URL
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http://www.mskgent.be/en
山本浩幸。在ブリュッセル。編集者。インスピレーション出版。
会期 | 展覧会名・内容 |
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- 2022.10.21 |
「パントローグ(ダンケシェーン):パトリック・ヴァン・ケーケンバーグ」展 パトリック・ヴァン・ケーケンバーグは、黄金時代の北オランダ芸術のコレクションにて、自身の作品を選んで「パントログ(ダンケシェーン)」というタイトルのインスタレーションを作成しました。 彼は主に、17世紀に世界がどのように拡大し、芸術がどのように差別化され、好奇心のキャビネットが最初の百科事典の出版を見越して、独自の方法で現実の全体論の原理を描写することに成功したかについて関心を持っています。 |
- 2022.10.21 |
「業種:リア・ヴェルヘゲ」展 リア・ヴェルヘゲは30年以上にわたって新聞や雑誌から写真を収集しています。彼女は独自の原則に従って分類し、カタログ化し、「Provisoria」と呼ばれる約35,000枚の写真を含む個人用画像データベースを作成します。ヘッダー「Verticals」の下で、本展では中世後期の芸術のコレクション、死者の写真に基づいた一連のパネルを展示しています。 |
2022.03.20