ボイマンス・ファン・ベーニンゲン美術館Museum Boijmans Van Beuningen
オランダ第2の都市ロッテルダムの富の結晶である本館は、質の高い佳作を多数保有しています。19世紀半ばに弁護士ボイマンスが寄付した作品を核とする美術館として1935年に建物が竣工、大戦中のドイツによる空爆からも運よく逃れ、1958年に実業家ファン・ベーニンゲンのコレクションが加わりました。機能的かつ快適な空間のなか、北方ルネサンスから17世紀黄金期のオランダ絵画、近現代の名作を見ることができます。ダリやマグリットをハイライトとした現代絵画や彫刻庭園も必見です。また、有名なフェルメールの贋作《エマオの食事》(ハン・ファン・メーヘレン作)も後世への戒めとして、一般に公開されています。
- フラ・アンジェリコ《聖母子と二天使》(ca. 1420)
- フーベルト/ヤン・ファン・エイク《墓場の3人のマリア》(ca. 1425-35)
- ヒエロニムス・ボス《聖クリストフォロス》(ca. 1500)
- ピーテル・ブリューゲル1世(ca. 1565)
- カレル・ファブリティウス《自画像》(ca. 1645)
- ハブリエル・メツー《ヴァージナルの前に座る女》(ca. 1662)
- レンブラント・ファン・レイン《机の前のティトゥス》(1665)
- エドガー・ドガ《14歳の踊り子》(1880-81)
- ジョルジュ・ヘンドリック・ブレイトナー《耳飾り》(1893)
- サルバドール・ダリ《頭が雲でいっぱいのカップル》(1936)
『ボイマンス・アジェンダ 2015』
「未来のファッションはいま」展カタログ
- 地域
- ヨーロッパ、オランダ
- 所在地
- Museumpark 18-20 3015 CX Rotterdam
- Tel
- +31 10-4419-400
- Fax
- +31 10-4360-500
- URL
-
http://www.boijmans.nl/en/
山本浩幸。在ブリュッセル。出版人/インスピレーション出版
2022.03.20