クイーンズランド州立美術館The Queensland National Art Gallery
オーストラリア国内の作家を中心に広く世界の作品をコレクションしている、1895年に開設された美術館。1993年から3年に一度「アジア・パシフィック・トリエンナーレ」を開催し、また早くより「チルドレンズ・アートセンター」が子どもたちに向けた芸術教育普及事業に取り組んできたことでも知られています。2006年に開館した隣接するクイーンズランド州立近代美術館では20、21世紀の作品をコレクションし、両館合わせてコレクション数は14,000点に上っています。
- ウジェーヌ・フォン・ゲラール《フランクリン山よりコールチアン山、ピレネーを望む》(1864年頃)
- ジョージ・W・ランバート《アンブローズ・パターソン、エイミー・ランバート、ヒュー・ラムゼーのいる自画像》(1901〜03年頃)
- マーガレット・プレストン《オーストラリアン・ロック・リリー》(1933年頃)
- チャールズ・ブラックマン《シティ・ライト》(1952)
- 李禹煥《関係項》(2002)
- 村上隆《And then, and then and then and then and then》(1994)
- リチャード・ハミルトン《Carapace》(1954)
『We can make another future: Japanese art after 1989』
『Future Beauty: 30 Years of Japanese Fashion』
『Tracey Moffatt: Spirited』
- 地域
- オセアニア、オーストラリア
- 所在地
- AustraliaStanley Place, Cultural Precinct South Bank, Brisbane Queensland 4101
- Tel
- +61 7-3840-7303
- Fax
- +61 7-3844-8865
- URL
-
http://www.qagoma.qld.gov.au/
会期 | 展覧会名・内容 |
---|---|
2021.09.25- 2022.05.22 |
「FINE LINES」展 2000年以上前に中国の漢王朝で使用された細い線を書くための筆の繊細な技術と精度は、高く評価されていました。その技術は、中央アジアを越えてペルシャとインドに流れ、歴史的な出来事を記録したり、伝説的で詩的な物語を説明するために使用されました。本展では、現代アーティストによる作品とともに、歴史的なインドの細密画のセレクションを紹介します。 |
2020.12.19- 2022.11.20 |
「GET UP, STAND UP:オーストラリアの先住民のアート・コレクション」展 ボブ・マーリーとザ・ウェイラーズによる1973年の名曲「GET UP, STAND UP」は、世界的な抵抗運動の代名詞となっています。この曲名を冠した本展では、クイーンズランド先住民のアーティストによる作品を通して、彼らの文化的、家族的、歴史的、政治的な運動への関わりや主権の主張、政治的、社会的平等への希求を俯瞰します。 |
2020.06.22- 2022.11.20 |
「オールクン・メンズ・コンテンポラリー・セレモニアル・アート」展 先住民のコミュニティのあるヨーク岬半島の西海岸にあるオールクン地方で2000年代初頭、上級法務官のウィックとクグは、重要な運動を始めました。儀式の視覚的伝統を、先祖代々の物語を具現化し、過去の精神的および歴史的なつながりを維持する現代美術として再考しました。現在、彼らの芸術的な実践を通して、世代間の交流を促進しました。 |
2022.03.20