エッシャー美術館Escher In Het Paleis
「だまし絵」で知られるマウリッツ・コーネリス・エッシャー(1898-1972)の美術館は、オランダの女王エンマ(1858-1934)が冬期滞在していたランへ・フォールハウト宮殿を利用しています。エッシャーは裕福な家庭に生まれ育ち建築の学校に通いますが、グラフィック・アーティストの才能を見出した先生の助言で版画の世界に進みます。美術館では初期の作品から彼が興味を持っていた南イタリアの風景画、さらに「だまし絵」や数学的探求など、エッシャーのすべてを知ることができる充実の展示です。建物最上階には、遠近感の錯覚を体験できる写真コーナーがあります。
c) Hiroyuki Yamamoto
c) Hiroyuki Yamamoto
- 《カストロバルバ》(1930)
- 《反射する球を持つ手》(1935)
- 《昼と夜》(1938)
- 《メタモルフォーゼ II》(1940)
- 《バルコニー》(1945)
- 《描く手》(1948)
- 《階段の家》(1951)
- 《ベルヴェデーレ》(1958)
- 《登る、下りる》(1960)
- 《滝》(1961) (以上すべてマウリッツ・コーネリウス・エッシャー)
なし
- 地域
- ヨーロッパ、オランダ
- 所在地
- Lange Voorhout 74, 2514 EH Den Haag
- Tel
- +31-70 427-7730
- Fax
- URL
-
http://www.escherinhetpaleis.nl/
最上階の写真コーナーは1枚5ユーロ
山本浩幸。在ブリュッセル。インスピレーション出版/ベルギー青い鳥・編集長
会期 | 展覧会名・内容 |
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2021.12.13- 2022.05.22 |
「アンディ・ウォーホル」展 アメリカのポップアート・アーティストのアンディ・ウォーホル(1928-1987)が作品を制作するときに選んだスクリーン印刷技術は、同じ作品をたくさん作ることができきたため、多くの人々がアクセスすることが可能でした。エッシャーも同じ理由で版画をメディアとして選びました。本展では、ウォーホルによる10枚の肖像画を厳選して紹介します。 |
2022.03.20