「カルティエとイスラム美術 近代性の原点」展

ルイ＝フランソワ・カルティエによって1847年に創設された高級ジュエリーブランド、カルティエ。展示は、カルティエがいかにイスラム美術からインスピレーションを得て、東洋的なモティーフを獲得し、20世紀初頭から現代に至るメゾンの発展を重ねたかに迫ります。500点以上のジュエリー、宝飾といった、カルティエのオブジェはもちろん、デッサン、本、写真など、イスラム美術の品々が並びます。

「大衆のためのデザイン：プリズニックからモノプリへ：フランスの冒険」展
https://madparis.fr/Le-design-pour-tous-de-Prisunic-a-Monoprix-une-aventure-francaise

フランスにおける、スーパー、日用品販売の巨大チェーン店である、プリズニックとモノプリ。デザインされた商品を大衆化したのは、この二つの有名店であったといって過言ではありません。本展では、美術館の所蔵作品から家具、オブジェ、広告ポスター、有名デザイナーとのコラボレーションなど、およそ500点を展示し、大成功を博したデザイン関連商品を紹介します。「安く美を」のスローガンで一世を風靡した二つのカリスマ店を通じ、デザインの大衆化の流れを追います。