アーティスト: 青山 | 岡本太郎、祖母井郁、合田誠、O-JUN、キャサリン・ヤス、小沢剛、稲越功一、 KIN TAII、多田正美、向山喜章、菊池慶矩、ジュン・グエン-ハツシバ、 宇田見ひとみ、斉藤芳樹 他 伊勢志摩 | 岡本太郎、シュウゾウ・アヅチ・ガリバー、中西學、鴻池朋子、長谷川繁、 丸亀宏也、中村哲也、大塚総、谷山恭子、内藤忠行、パルコ木下、ハンス・ベンダ 他
毎年秋、青山界隈で行なわれるアートイベント。ギャラリーはもとより、家具、ファッションなどの店鋪が展示に協力し、現代美術の作品を展開する。今年は三重県伊勢志摩の南勢町にもモルフェが登場し、参加作家も多数。伊勢会場は関西在住の作家も多く参加しているのが特徴。青山会場は、岡本太郎を中心に作品を点在させ、トークショーも開催するなど賑やかだ。小原流会館、AKI-EX ギャラリーでは、南勢町で発表の作家たちの制作風景も併せて見ることができる。またギャラリーや店鋪の前に設置された赤いオブジェのサインが効果的だった。青山と対象的な環境である南勢町会場も見てみたくなる。 モルフェ'98 予告 「モルフェ'98 南勢町バスツアー(12月5・6日)」リポート 1月18日号掲載
アーティスト:ブペン・カーカル、ナリニ・マラニー、シーラ・ゴウダー、 ヴィヴァン・スンダラム、ラヴィンダル・G・レッディ、他
彫刻、絵画からインスタレーションまで表現方法も様々で且つ世代も違う作家8人の作品が展示されていたが、どれも特有の神秘性が感じられた。ほとんどの作家が欧米に留学経験がありながら、民族的、宗教的アイデンティティを前向きに「大切なもの」として受け入れている印象を持つ。 インド現代美術展 国際交流フォーラム
アーティスト:湯川雅紀
会場:T&S 東京都目黒区八雲3-23-20
ギャラリー「T & S」は、自由ケ丘から歩いて10分ほどの閑静な住宅街に位置するインテリアショップ「Time & Style」に隣接し、倉庫を利用したスペースは都内では珍しく広さ、天井高といい日本離れした空間である。このギャラリーは、作家、長谷川繁のキュレーティングによる展覧会を年4回のペースで開催。ドイツ、オランダに留学し、自ら意欲的に制作活動をしている長谷川独自の審美眼に基づく平面作品中心の企画は、美術そして絵画の“たのしさ”や必然性を改めて感じさせてくれる。今回は今年VOCA展(大賞受賞)で日本初紹介となったドイツ在住の画家、湯川雅紀の展覧会。彼が近年描き溜めた作品は、心に触れる繊細な緊張感と潔いストロークのスケール感とのバランスが鑑賞者を楽しませる。また、現代美術企画の他「Time & Style」が活躍中の若手家具デザイナーをマネージメントし、彼らの家具の展覧会を企画していることもこのギャラリーの特徴である。ショップ内のカフェで心地よいソファに座りギャラリー内の作品を鑑賞しながら、お茶を飲むのはなんとも贅沢な気分だ。 湯川雅紀展 T&S
アーティスト:Susyilawati Sulaiman(スシラワティ・スライマン)マレーシア Jeannie Carmen Crosby(ジーニ・カルメン・クロスビー)アメリカ Katharina Copony(カタリナ・コボニー)オーストリア Zhang Wei (ツァン・ウェイ)中国 Iwai Shigeaki (岩井成昭)日本 Didier Courbot(ディディエ・クールボ)フランス
作家、アート・プロデューサー、アート・フォトグラファーなどアートに関わる5名のメンバーの共同事務所を1年前より開始し、1階のコンパクトなギャラリー・スペースを利用し、インスタレーションを中心に意欲的な展覧会活動を続けているコマンドN。また毎回様々な現場で活躍するアート関係者をゲストを招きレクチャーをしてもらいながら、参加者が自由に語り合うPowwowも好評。今回は、茨城県が主催するアートコミュニケーション・プロジェクトARCUS(アーカス)のアーティストインレジデンスに参加している6人のアーティストによる展覧会。「もりや学びの里」に4カ月間滞在し創作活動をしている世界で活躍する彼らの最初で最後の展覧会。 「Presentations by six artists in ARCUS.」 command N/□
会場:東京都現代美術館 東京都江東区三好4-1-1 会期:1998年10月3日(土)〜12月13日(日) 入場料:一般700円/小・中・高校生350円 問い合わせ先:03(5245)4111 ハローダイヤル03-3272-8600
愛読していたマンガがあった人なら必ず幼馴染みに再会したような懐かしい気持ちになる程、膨大な収集によって選択された場面の数々が展示されていたことに先ずは圧倒された。また、読み込んだ人にしかわからないようなマニアックな場面が選択されていたことにも驚く。ビジュアルとして想像力あふれた展開と大胆な構成に基づいた線の美しさは発見だったが……。
アーティスト:ケース・アーフィエス、ピーター・バーン・ミューラー、 ペーター・ボーガース、ボリス・ヘレッツ、ヤープ・デ・ヨング 他
アーティスト:中村政人
会場:SCAI THE BATHHOUSE 会期:1998年11月27日(金)〜1999年1月16日(土)
世界中で目にするマクドナルドの「M」マークのインスタレーション。展開方法は異なるが、1996年に発表したコンビニエンス・ストアのライトサインの作品を想起させる。都市化する風景に囲まれた生活の中から、作家自身が「気になるもの」を抽出し、前回よりもさらにギャラリー空間をダイナミックに使いながら「美しいもの」に変えていく。完成までのプロセスは社会システムと密接に関わり合いながらも、展覧会場に置かれるその作品は、迫力あるビジュアルとして体感したり、現代社会を考察したり、あるいは作家のコンセプトを探ったりと、鑑賞者が自由に「観て楽しむ」ことができる展覧会だ。 中村政人「QSC+mV」 (Quality Service Clean+Value) 広島市現代美術館でのインスタレーション風景 1998. mixed media 14.8×11.9×3.2m(room size) Supported by McDonald's Japan Cooperation with SCAI THE BATHHOUSE
アーティスト:アルフレッド・スティーグリッツ、ロバート・メイプルソープ、 ジーン・ダニング、古屋誠一、大塚勉、神藏美子、岡田裕子 他
アーティスト:ドミニク・ペロー
会場:TNプローブ 東京都港区六本木5-14-35
コマンドNでは、1999年2月末から3月頃にかけ、スペースから飛び出した大企画「秋葉原TV」を企画中。世界最大の電気街、秋葉原をステージとした、アーティストのビデオアートを発表するという企画。ちなみに続々参加作家が集まっているよう。藤浩志、眞島竜男、ナウィン・ラワンチャイクン、デビッド・デヒーリ、ピーター・ベラーズなど国籍、作品スタイルも様々。 秋葉原TV スタッフ募集のお知らせ 開催にあたりスタッフを募集中とのこと。各々自由時間を使ってのお手伝い希望の方、少しでも興味があれば問い合わせてみて下さい。tel/fax:03-5812-7506