旧京橋區ライカ町展
アーティスト:ライカ同盟(赤瀬川原平、秋山祐徳太子、高梨豊)
会場:INAX ギャラリー2
東京都中央区京橋3-6-18
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ダリコのパフォーマンスで知られる和製ポップアーティストこと秋山祐徳太子、今や老人力を地でいく赤瀬川原平、プロの技術力、演出力を発揮する通称「家元」、高梨豊。カメラを通し、写真を通し、風景を通し、だじゃれを通して、おもしろおかしく語り合うライカ同盟。昨年の三重県立美術館、中京大学Cスクエア(名古屋)で開催された「三重視」につづく展覧会。今回は、イナックス・ギャラリーのある京橋界隈に乗り込み、三者三様の風景を撮る。何気ない風景がタイトルの面白さと彼等の優雅な遊び心で、旧京橋から別世界に案内してくれる老人力満杯の展覧会。さらに、今年5月ライカ同盟は、フランス、パリに海外遠征を行なうらしい。 |
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今道子「Photographs 1998」
会場:P. G. I.(フォト・ギャラリー・インターナショナル)
東京都港区虎ノ門2-5-18
会期:1998年11月25日(水)〜1999年1月29日(金)
開廊:11:00-19:00 休廊日=土、日、祝日
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入場料:無料
問い合わせ先:03-3501-9123
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彼女の句の一節に「永遠という言葉が好きで、写真の中で時間を止める遊びを楽しんでいたのに、最近、永遠という言葉を聞くと、頭からビニールをかぶせられたような息苦しさを感じる」(本展パンフレット)というくだりがある。今回の新作はこの言葉を原動力にしたかのように、対象物、素材、構成を広げ、さらに耽美的なきわどさが鑑賞者を刺激する。ベーコン、パン、ブルーチーズ、そして、羽を毟られた鶏まで、日常のものをエロティックに変身させる。 |
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2月2日(火)から26日(金)まで松沢毅展「回帰」
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奈良美智展「Walking alone」
会場:ザ・ギンザアートスペース
東京都中央区銀座7-8-10 ザ・ギンザビルB1F
会期:1999年1月13日(水)〜2月14日(日)
開廊:平日11:00-19:00 日曜・祭日11:00-18:00
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入場料:無料
問い合わせ先:03-3571-7741 |
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今や美術ファンだけでなく幅広い層の人気を得る奈良美智。絵画中心のイメージが強い奈良の立体作品や既存のマスコットを素材にした作品を展示するなど「奈良ワールド」の新しい展開がうかがえる。えさを食べられず残酷な姿にもかかわらず、愛くるしい印象を受ける犬の立体作品が象徴するように、悪魔的な魅力を持つ子供、犬などを常に作品に登場させる奈良のプライベートで開放された世界を覗き見るような展覧会。会場では、出版されたばかりの2冊目の作品集『Slash with a knife』、オリジナル限定腕時計、Tシャツなども販売している。同時期、小山登美夫ギャラリーでも個展を開催。(2月6日まで) |
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奈良美智「のこぎり」1998
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2月24日(水)よりアメリカの女性アーティスト、スーザン・ピットの展覧会を開催する。映画、アニメーションで活躍する作家の代表作のアニメーション「ジョイ・ストリート」の原画、セル画など展示する。
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曽根 裕――アルペン・アタック
会場:草月ギャラリー
東京都港区赤坂7-2-21
会期:1999年1月27日(水)〜2月17日(水)
開廊:10:00-17:00(金曜日、最終日20:00)休廊=日、祝日
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入場料:一般500円/学生(中学生以上)400円
関連企画:スペシャル・トーク「アルプスに向けて――プロジェクトについて語る」
トーク:曽根 裕
ゲスト:長谷川祐子(世田谷美術館学芸員)
2月17日(水)午後6:30〜8:00
同時開催:礒崎真理子展
会場:草月美術館
問い合わせ先:03-3408-9112 |
1993年水戸芸術館、現代美術ギャラリーにて発表し話題となった作品「19番目彼女の足」。その後19台の一輪車をつないだその作品(自転車)に19人の人が乗り込み水戸市内を走っているビデオを見たことがある。長すぎて、カーブやテンポなどおぼつかず、「危なっかしさ」を強調しているかのようだった。その自転車が今年、かの有名な「ツール・ド・フランス」に参加するという。本展はそのアート・パフォーマンス・プロジェクト「Team YUTAKA SONE/TOUR DE FRANCE」を紹介する。
同時に、「焼き物」を手段として内面的感性に向かいながら表現し続ける、礒崎真理子展(草月美術館)が開催される。
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曽根裕「Her 19th Foot」1995 スウェーデンのマルメにて
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礒崎真理子 「Untitled」1998
撮影:末正真礼生
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佐藤時啓新作展
会場:ギャラリーGAN
東京都中央区銀座7-2-22DOWAビル1F
会期:1999年1月11日(月)〜2月20日(土)
入場料:無料
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壁面の天井高いっぱいにプリントされたトランスペアレンシーの作品が裸のまま展示されている。その半透明で薄っぺらい質感が、佐藤時啓のつくる風景を写真から浮かび上がらせ、飛び散る光をより鮮明に演出している。また、実際の撮影風景を完成した写真と重ねあわせながら見るビデオモニターでは、時折、鏡の反射による発光が画面に動いていく。今回は海や山で制作された新作プリント10点を展示。 |
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長谷川繁展「Painting」
会場:カスヤの森現代美術館
神奈川県横須賀市平作7−12−13
会期:1999年1月8日(金)〜2月28日(日)
開館:月-木10:00-18:00 入場無料
問い合わせ先:0468-52-3030
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湘南の閑静な住宅地の高台に建つ、カスヤの森美術館。オーナーで自ら作家でもある若江漢字氏が夫妻で1994年から運営している。独自の鑑識眼で意欲的な展覧会を企画し、本展は30回目の展覧会となる。天井高のある会場では、ビッグサイズのキャンバスいっぱいに、力強いストロークで描かれている長谷川のペインティングが、ゆったりと鑑賞できる。作家独特の自由で大胆な色使いと具象・抽象ともわからないモチーフの自己主張の強い一点一点の作品が、都会の喧騒から開放され生命力あふれている。昨年、三重県南勢町で開催したモルフェ'98で発表された作品を展示。
オープニングでは、会場内で即興ピアノコンサートが行なわれた。ミュージシャン、そしてビデオアーティストでもある、金大偉の奏でる美しい響きが、作品をさらに引き立てた。
また、館内では、コレクションが常設されている。特にヨーゼフ・ボイスのコレクターで知られるオーナーのボイスの展示室は、必見。若江氏自身の解説を聞くことができる。 |
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