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会場:現代美術製作所(東向島/2月12日〜3月7日)
小山登美夫ギャラリー(佐賀町/2月12日〜3月6日)
スウェーデン大使館 展示ホール(神谷町/2月12日〜3月3日)
ナガミネプロジェクツ(銀座/2月12日〜3月13日)
ナディッフ(原宿/2月12日〜3月7日)
ヒルサイドギャラリー(代官山/2月12日〜2月28日)
ミヅマアートギャラリー(青山/2月13日〜3月13日)
P−House(恵比寿/2月12日〜3月5日)
会期:1999年2月12日(金)〜3月13日(土)
※会場によって会期は異なる。
入場料:無料 問い合わせ先:03-5685-0532
ホームページ http://www.muse.co.jp/newlife/ |
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残寒の東京をデンマーク、スウェーデンなど北欧のアートが襲う。本展覧会は、日本初の発表となるエネルギッシュな北欧の若手アーティスト11組が一堂に東京圏内のギャラリー8会場を使って、展覧会を開催する大規模なプロジェクト。あわせて日本からは3組の作家が参加。スウェーデン大使館の展示ホール、現代美術製作所では複数の作家を集めたグループ展、そして現代美術ギャラリーとして先駆的な活動をする6つのギャラリーでは個展形式で発表される。多様な表現形態で作品化する作家たちの何が出てくるかわからない展覧会をワクワク感と「こわいもの見たさ」の気分で、まわってみよう。 |
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「越境の人」山口昌男ドローイング展
会場:巷房
東京都中央区銀座1−9−8 奥野ビル3F
会期:1999年2月22日(月)〜3月6日(日)
開場:12:00-19:00
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入場料:無料
問い合わせ先:03-3567-8727
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文化人類学者として知られる山口昌男が、約40年前麻布高校で教鞭をとっていた頃、黒板いっぱいに漫画を描きながら日本史を教えていたそうである。子供の頃から絵を描くことが好きで、人知れず気ままに風景、似顔絵を描き続けた彼のドローイングから一部を初公開。切れが良く、暖かみある筆跡が魅力的。豊富な教養だけでなく、年齢を超えた新しい発想と、旺盛な好奇心と行動力、その上「だじゃれ」が大好きな山口自身を研究するだけでも文化人類学になってしまう(?)。そんな超人、山口昌男の意外な一面がドローイングで垣間見ることができる。この展覧会は、デザイナー、内田繁がインスタレーションを担当。併せて晶文社よりドローイング集が出版される。 |
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山口昌男
「ナイジェリア、アンガス族の村」
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VOCA展'99 ――新しい平面の作家たち
アーティスト:やなぎみわ、石川順恵、高柳恵理、堂本右美、平町 公
会場:上野の森美術館
東京都台東区上野公園1−2
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会期:1999年2月20日(土)〜3月7日(日)
開館:10:00-17:00 休館日=無休
入場料:一般・大学生500円/高校生以下無料
問い合わせ先:03-3833-4191
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過去VOCA展の選考委員が平面の定義として、その作品が支持体に顔料がのったものではいけないという不思議な発言をめぐって論争があったVOCA展。6回目を迎える今年は、それを撤回したか、シャープな写真作品で注目の、やなぎみわがVOCA賞を獲得。毎年、全国の推薦委員が各々40歳以下の若手作家を対象に選出、それぞれ作家たちは平面作品を出品し、一堂に展示するお祭り的展覧会。他のコンクール展と違い作品を鑑賞するだけでなく、推薦委員の姿勢、推薦の意図がわかるので、今後の活躍を応援したくなるような展覧会でもある。厳しい経済状況下、メセナ活動としてサポートする企業(第一生命保険相互会社)の貢献度はとても高い。 |
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VOCA展'99「VOCA賞」受賞作品
やなぎみわ「案内嬢の部屋B4」
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秋葉原TV
アーティスト:デバイスガールズ、パトリシア・ピッチーニ、立木泉、
コジット・ジュンタラティップ、眞島竜男、藤浩志、ディディエ・クールボ、
歳森勲、リー・ウェン 他
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会場:秋葉原電気街全域 電気店約30カ所
サトームセン、石丸電気、ヤマギワ、ナカウラ、九十九電気、第一家庭電器 等
会期:1999年2月27日(土)〜3月14日(日)
入場料:無料
問い合わせ先:03-5812-7507 |
今や金融でいえばNYのウォールストリートに匹敵する、世界最大の電気機器マーケットをもつ秋葉原電気街。それら電気店の協力を得て開催される国際ビデオインスタレーション、「秋葉原TV」がいよいよスタートする。主催は、地元湯島で昨年から斬新で精力的な活動で注目されるコマンドN。彼等の国内外の幅広いネットワークの中で選び出した約30名の国内外のアーティストが参加する。「秋葉原」をキーワードに各々約1分程のビデオアートを制作しそれらを1本に編集。これら「秋葉原TVプログラム」を会期中電気店約30店舗のテレビモニターで上映する。アート愛好者だけでなく、一般の買物客、外国人などにも見てもらうことも目的としている。幅広い世代、人種、趣味の人が集結する「秋葉原」と、モニターから語りかける不思議な映像とのアンバランスな関係がどう見えるのかが楽しみ。また、ゆっくり見たい人のためにコマンドN/□で常時上映。関連企画もあり。
尚、ボランティアスタッフも募集中。
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須田悦弘展
会場:ギャラリー小柳
東京都中央区銀座1-7-5小柳ビル1階
会期:1999年2月19日(金)〜3月20日(土)
開廊:11:00-19:00 休廊=日、祝日 入場無料
問い合わせ先:03-3561-1896
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1993年彼の初個展は、貸し画廊で発表するための投資分を「箱(=スペース)」自体制作することに費やし、それを銀座の路上駐車場に設置し時間ごと移動しながら、ゲリラ的に作品を発表した。定員一名のその手作りの会場には、舗装道路に埋め尽くされた都会(=東京)の片隅に、隙間をぬうように佇む雑草(=作品)が壁に一輪、展示されていた。その凛とした風格を感じさせる実物そっくりの作品は、貸し画廊の密集する銀座の画廊街で、孤独に発表を試みた須田の姿勢そのもののようだった。彼のこだわりと独特の感性で彫られた木製の植物はその後、既存のスペースに移動し、インスタレーションによって自在に空間を変容させていく。 |
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「木蓮」1998
台北ビエンナーレ出品作品
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ドナルド・ジャッド 1960-1991
会場:埼玉県立近代美術館
埼玉県浦和市常盤9-30-1
会期:1999年1月23日(土)〜3月22日(月)
開館:10:00-17:30(金曜日20:00)休館=月曜日、2月12日(ただし3月22日開館)
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入場料:一般840円/大高生630円
関連企画:「スプリング通り101番地――ジャッドにおけるスタジオのコンセプト」
講師:ピーター・バレンタイン(ドナルド・ジャッド・エステイト展示監修者)
開催日時:3月21日(日)14:00-16:00
問い合わせ先:048-824-0111
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「ミニマル・アート(=最小限の芸術)」を代表する作家、ドナルド・ジャッド(1928−94)。 |
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初期から1991年までの作品の変遷を追い、絵画から大型作品まで重要な時期の作品を発表する貴重な展覧会。ポロックやニューマンから影響を受け、今までほとんど紹介されることのなかった初期の絵画「ラインペィンティング」5点や、5点組の大型作品など必見の作品が展示される。 |
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埼玉県立近代美術館展示風景 |
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時代の体温
アーティスト:奈良美智、多田正美、東恩納裕一、田中敦子、大木裕之、根本敬、大竹伸朗
会場:世田谷美術館
東京都世田谷区砧公園1-2
会期:1999年2月11日(木・祝)〜3月22日(月・祝)
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「DOMESTIC」をキーワードに同時代の国内作家7名のグループ展。世代、分野、表現方法が異なる作家が選ばれ、各々意欲的な作品を発表する。出品作家は、具体美術協会の主要作家であり現在にいたるまで一貫した活動を続ける最年長1932年生まれの田中敦子。また、新しい試みとして篠原ともえ、吉本ばななとのコラボレーションを発表する奈良美智。さらに収集した路上生活者の絵画や、電波系文書などのコレクションと書き下ろし漫画を構成した展示をするサブカルチャー界の巨匠、根本敬。その他、ライブステージを制作し自らライブショーを行う大竹伸朗など話題になりそうな展示がいっぱい。 |
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東恩納裕一「untitled/gate」1996
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"ART in Living Room"
モダン家具に囲まれて見るヨーロッパからの必見TVアートプログラム
アーティスト:ギルバート&ジョ−ジ、オノ・ヨ−コ、デミアン・ハースト、ジョナス・
メカス、ダン・グラハム、ピピロッティ・リスト、イリヤ・カバコフ他
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会場:現代美術製作所(東向島)
131-0031東京都墨田区墨田1-15-3 Tel&Fax: 03-5630-3216
会期:1999年3月20日(土)〜22 日(月・祝日)昼12時〜6時まで
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入場無料
展覧会問い合わせ先:Tel&Fax: 042-562-2767
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ヨーロッパでは、TVでアートを見るのは常識的なこと。ドキュメンタリーやレポートなど多彩な内容でアートプログラムが放映されている。しかし、今回ご紹介するTV用アートプラグラムは、TVというメディアを活用して現代美術の展覧会を行ったプロジェクト。美術館やギャラリーではなく、一般のお茶の間が展覧会場になったというものだ。CMのような短時間でランダムに放映される単発のアート作品は、一般家庭のなかに予期せずにアートが侵入してくるもの。この試みによって、リビングルームと美術館との距離はなくなり、アートはどこでも鑑賞できるものに変わろうとしていることを証明させた。
ウィーンとストックホルムのふたつの都市において制作され、実際の国営テレビ局で放送されたふたつのアートプログラムは、それぞれDO ITとArkipelag TVというタイトルで放送された。合計30本からなる放映作品は、個別のそれぞれは、30秒から3分以内と短く、錚々たる作家たちのラインナップは、どちらもハンス=ウルリッヒ・オブリスト(パリ市近代美術館キュレーター)によって選ばれたクリエーターたちである。
また、従来のヴィデオアートの上映会とは異なるものを検討し、実験的なオリジナルの放送局を開設。お茶の間とアートのインタラクティヴな関係を積極的に構築することを目的に設置する。ギャラリー内の放送局"ResisTV"では、アート作品やドキュメンタリー、パフォーマンスなどの様々なアートプログラムをライヴに発信していく。下町のお茶の間にアートを続々と侵入させてゆくプロジェクトを考案中。一般の観客が自由に参加できる刺激的な展覧会となるもの。持ち込み作品を募集中!
また、3日間の会期中、自宅でテレビを見ている時のリラックスした環境でこれらのヴィデオ・プログラムを鑑賞できるように家具デザイナー:川崎文男氏の協力によって、会場に仮設のリビングルームなど家庭内でテレビを見る環境を実験的にセットする。モダンデザインの家具に囲まれたヨーロッパの格調高いリビングルームをシミュレーションするとともに、東京におけるモダンライフへの提案としても興味深いインスタレーションを構築するもの。(嘉藤笑子) |
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DO ITからの作品
ギルバート&ジョ−ジ(上)
デミアン・ハースト(下)
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3月19日(金)&23日(火)はボランティア大募集!
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アート大好き!インテリアも大好き!テレビの世界を覗いてみたい!の諸君!
いまがチャンス!いっしょに楽しいアートイヴェントを創ろう!
★開催期間中も随時募集中 ボランティア問い合わせ:042-562-2767カトウ
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MOTアニュアル1999:ひそやかなラディカリズム
アーティスト:丸山直文、河田政樹、小沢剛、関口国雄、中沢研、杉戸洋、
高柳恵理、内藤礼、吉田哲也
会場:東京都現代美術館
東京都江東区三好4-1-1
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会期:1999年1月15日(祝)〜3月28日(日)
開館:10:00-18:00(金曜日21:00)休館=月、3月23日(ただし3月22日開館)
入場料:一般500円/小・中・高校生250円
問い合わせ先:03-5245-4111
NTTハローダイヤル03(3272)8600
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同館が「MOTアニュアル」というタイトルで、東京を中心とした現代美術の動向を年に一度紹介していくグループ展。第一回目は、20〜30代の国内作家にみられる時代的傾向を、「Modest〈=つつましい、ひそやかな〉」と「Radical〈=根本的な、急進的な〉」という語をキーワードに、日常の内面的なささやかな感覚を素材、色、インスタレーションなど独自のスタイルで「かたち」にしている作家9名をキュレーション。贅沢な空間で展示されているインスタレーションは静謐で透明感がある。若手現代作家の意欲的な企画をこれからもどんどん紹介してもらいたい。 |
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内藤 礼
「死者のための枕」1997
photo(c) Axel Schneider
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菅木志雄:スタンス
会場:横浜美術館
横浜市西区みなとみらい3-4-1
会期:1999年2月6日(土)〜3月28日(日)
開館:10:00-18:00(金曜日のみ20:00)
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休館=木曜日(2/11は開館)、2/12、2/15、3/22
入場料:一般900円/大高生600円/小中生300円
関連企画:
・映像作品「存在と殺人」(菅木志雄監督、1998-99)上映会
2/7、10、17、19、26、 3/9、12、17、21、23、28
14:30-15:30 16:00-17:00
・菅木志雄講演会+映像作品上映会
2/6(土)14:30-16:00
・佐藤毅講演会+映像作品上映会
3/13(土)13:30-15:45
・スライドレクチャー+映像作品上映会
2/13、20、27 13:30-15:45
問い合わせ先:045-221-0300
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1960年代末から70年代初めに現われた「もの派」を代表する作家、菅木志雄。当たり前に目にする、木、石、建築部材を素材に並べ置くことによって、「もの」と「もの」、「見えるもの」と「見えないもの」など実体の本質を、視覚化する。本展覧会のために制作した新作12点を発表する。また、初監督した映像作品「存在と殺人」の上映も楽しみ。 |
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菅 木志雄「散境端因」1998
photo(c) 高梨 豊
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入場無料
問い合わせ先:03-3717-0020
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昨年末、東京圏内に川俣スタイルの住居が突如出現した。都会に密集する自動販売機5台を取り囲み、建築素材で覆った「自販機の家」。大通りの交差点で見かける巨大ビルボードを仮設し、その裏側をボードで囲むことでスペースをつくった「ビルボードの家」。工事現場のフェンスで囲む「工事用フェンスの家」。実際これら3つの住居に約1週間、川俣の指揮のもと学生が住みついた。それは都会(=公共)の隙間を使って、秘密基地のような公共ともプライベートともいえるあいまいな空間に実際に人が住みこみ、ドキュメンテーションしていくことで、川俣自身(=個人)のアート(=発想)がどこまで具現化できるのかを挑戦し、そして検証することを目的としたプロジェクトである。本展覧会は、それら仮設住居をギャラリー内に再構築し、実際住んでいたままのインテリア、そして住居人のドキュメントが残されている。秘密基地の部屋にわくわくしながら入り込みドキュメントを覗き込んだ瞬間、鑑賞者はこのゲリラ的プロジェクトの共犯者になった気分を味わうだろう。
東京プロジェクト・シンポジウム 1月22日
川俣正、隈研吾、小林康夫 |
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川俣正
「看板(ビルボード)の家」
1998年12月
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開館:10:00-18:00(金曜日21:00)休館日=月、3月23日(ただし3月22日開館)
入場料:一般・大学生1000円/小・中・高校生500円
関連企画
・ポール・シンメル講演会(本展企画者、ロサンゼルス現代美術館チーフ・キュレーター)
2月11日(木・祝)午後2時〜5時、東京都現代美術館・講堂
・篠原有司男 ボクシング・ペインティング(本展出品作家、ニューヨーク在住)
2月13日(土)午後2時〜2時30分、東京都現代美術館サンクンガーデン
問い合わせ先:03-5245-4111
NTTハローダイヤル03-3272-8600
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1950年から70年代に日本を含む世界中で同時多発した絵画、彫刻、パフォーマンスなどの幅広い表現活動を「アクション(行為)」というテーマのもと約300点に及ぶ豊富な作品を、絵画、彫刻の他、写真、ビデオの記録などを一堂に集めて紹介する。本展は昨年ロサンゼルス現代美術館が企画し同館で開催、またウィーン、バルセロナに巡回された。戦後の西洋美術の動向、また日本美術との関わりを検証できるパワーあふれる展覧会。若手アーティストの動向を紹介している同時開催の「ひそやかなラディカリズム」との展示風景とは対照的。会期中、60年代から過激なパフォーマンス、作品で知られるNY在住の「ぎゅうちゃん」こと篠原有司男のボクシング・ペインティングを実演する。 |
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