5th北九州ビエンナーレ――繰り返しと連続性の美学
アーティスト:桑山忠明、江上計太、世良京子、祐成政徳
会場:北九州市立美術館(常設展示室及びアネックス3階全体)
北九州市戸畑区西鞘ヶ谷21-1
会期:1999年2月27日〜3月28日
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開館:9:30〜17:30(入館は17:00まで)、休館=毎週月曜日
入場料:一般800円、高大生500円、小中生300円 *前売りあり
問い合わせ先:093-882-7777
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桑山忠明……微妙な色のアルミニウムのパーツを連続して配置していくインスタレーション。
江上計太……木製のパーツを組み合わせた色とりどりのレリーフと、カラーテープを使ったパースペクティブな空間構成。
世良京子……メタリックブルーを基調とした、大小さまざまなモノクロームの絵画作品15点。
祐成政徳……五角形の真鍮パイプをアトリウム、版画展示室、テラスという3つの空間にわたって連続的に床に設置。また、テラスでは布を使った大規模なインスタレーションも行なう。
2月27日(土) 桑山忠明
2月28日(日) 祐成政徳
3月13日(土) 世良京子
3月 27日(土) 江上計太
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祐成政徳展 千の島
会場:ギャラリー21
北九州市八幡東区西本町1 千草ホテル5階
会期:1999年2月27日〜3月28日
開廊:11:00〜18:00、休廊=毎週月曜日 入場無料
問い合わせ先:093-671-1131
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アートDEデート5「500円のしあわせ」
アーティスト:鈴木淳、金色智恵
集合場所:gallery and cafe SOAP
北九州市小倉北区鍛冶町1-8-23
日時:1999年3月28日 14:00
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ツアー参加費:500円
問い合わせ先:093-671-1880 鈴木淳 |
「小倉駅周辺にてささやかなしあわせをみなさんに提供します」(チラシより)
「アートDEデート」とは、北九州市在住の鈴木淳が1998年から始めた、即席のユニットによる“アート”のためのコラボレーション。希望者と鈴木が数回の話し合いにより、“アート”を生み出すというもの。演劇、手紙、会話などなど、形式に一切の制約はなく、“アート”も、そのための二人の関係(デート)も、二人のコミュニケーションの中で決定される。1月24日に開催された「アートDEデート3 男の食卓・2」では、原田俊宏とのユニットで、相手が指定した食材を使ってそれぞれの自宅で料理をつくりあった。参加者は半日試食を続けることとなりました。
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ローナ・シンプソン 同時性
会場:CCA北九州 プロジェクトギャラリー
北九州市八幡東区尾倉2-6-1
会期:1999年3月1日〜3月19日
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開廊:10:00〜17:00、休廊=毎週日曜日 入場無料
問い合わせ先:現代美術センター・CCA北九州 093-663-1615
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「同時性」をテーマにした新作。そこには、同時にふたつの場所にいるということと、いくつもの日常的なありふれた活動を同時進行させたいという気持ちが意図されている。これまでブルックリンを拠点に、シルクスクリーン印刷したフェルト地の複数のパネルや、ひっきりなしの呼び出しで遮られ、ちぐはぐになった電話の会話などを使って、複数の物語の衝突や不十分なコミュニケーションを探求し続けてきた。シンプソンはリサーチ・プログラムの教授として2月6日から3月1日までCCAに滞在。
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常設展示 石橋コレクションによる日本近代洋画
会場:石橋美術館
福岡県久留米市野中町1015
時間:9:30〜17:30(入館は17:00まで)、休館=毎週月曜日
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入場料:一般300円(250円)、高大生200円(150円)、小中生150円(80円)*( )
内団体料金、別館との共通割引券あり
問い合わせ先:0942-39-1131
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黒田清輝「針仕事」、藤島武二「天平の面影」、青木繁「海の幸」、坂本繁二郎「放牧三馬」、古賀春江「素朴な月夜」などの教科書的名画120点を常時展示(7月には坂本繁二郎の没後30年記念展を予定)。
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常設展示 今村紫紅と前田青邨
会場:石橋美術館別館
福岡県久留米市野中町1015
会期:1999年3月2日〜4月18日
開館:9:30〜17:30(入館は17:00まで)、休館=毎週月曜日
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入場料:一般300円(250円)、高大生200円(150円)、小中生150円(80円)*( )
内団体料金、本館との共通割引券あり
問い合わせ先:0942-39-0124
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本館が近代洋画コレクションを常設展示しているのに対して、近年開館した別館は日本画、工芸コレクションの専門展示館である。今回は今村紫紅13点、前田青邨6点、小林古径1点、江戸時代の色絵磁器6点、併せて26点を展示。
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斎藤秀三郎版画展――いざない
会場:ギャラリーとわーる
福岡市中央区天神2-8-34 住友生命ビル1階
会期:1999年3月4日〜3月23日
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開廊:11:00〜19:00(最終日17:00まで) 入場無料
問い合わせ先:092-714-3767
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福岡土着の反芸術集団「九州派」の元メンバー。80歳近い高齢ながら、できあがったものに安住せず自身の足下すら壊しつつ次なる作品へ立ち向かう意志とエネルギーには感服させられる。銅版、シルクスクリーン、木版と次々と技法を変え、また混在させて制作する作品のモチーフは、機械部品がまとわりついた人間の脳にも見えるキャベツ。現代を批判しつつもささやかな希望がそこには抱え込まれている。 |
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バウマンとビヨン展 inside and out
会場:熊本県立美術館分館
熊本市千葉城町2-18
会期:1999年3月4日〜3月25日
開館:9:30〜18:30(入館は18:00まで)、ただし土日は17:00閉館(入館は16:30まで)
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休館=毎週月曜日
入場料:一般600円、中学生〜大学生300円(150円)
問い合わせ先:096-351-8566
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ヴィンフリート・バウマンは消費社会のシンボルともいえる廃油やゴミ焼却場からでる燃え滓を使って、祭壇や聖堂など象徴的な空間を構成する。アーナ・ビヨンは粥状に溶かした古紙を使った不思議なテクスチャーの立体で静けさに満ちた空間をつくり出す。 |
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