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開館記念展『水の物語 ヨーロッパ絵画にみる神話と象徴』
出品作家:フリードリッヒ、リューベンス、ドラクロワ、ギュスターブ・モローなど
会場:島根県立美術館
松江市袖師町1-5
会期:1999年3月6日〜5月9 日
問い合わせ先:0852-55-4700
開館:10:00-18:30 休館=月曜日
入場料:一般1000円
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祝開館。目の前に広がる宍道湖との関連から水をコレクションのテーマの一つにすえ、開館記念展もその名もずばり『水の物語ヨーロッパ絵画にみる神話と象徴』。世界10ケ国、60ケ所あまりから水に関わる作品を集め、などなど90点あまり。
ともかく巨大な建物で、教育普及のためのスペースや器材も贅沢に装備。さっそく開館のその時から、講師に岡山在住の小石原剛を迎え、3週間にわたるワークショップまで展開。
宍道湖の夕陽を楽しむため、湖に向かってゆったりとガラス壁画設けられ、開館時間も夕方6時半、さらに3−9月は日没後30分後まで開館(きっと松江のラブラブスポットになるんだろうけれど、西日は大丈夫かな?)。この先もいったいどのように来館者を楽しませてくれるのか楽しみな美術館の登場。
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柴川敏之 41世紀からのメッセ−ジ 惑星のある自我像
会場:まつもとコーポレーションデビットホール
岡山市絵図町1-40
会期:1999年4月25日〜5月9日 会期中無休
問い合わせ先:086-225-2111
開館:10:00-17:00
入場無料
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同ホールの自主企画「美術の時間」第6弾として実施。
この5年程の作品に、新作を加え、これらが5000個を越す(!)古レンガや、工事現場のパイプや足場と合わせてインスタレーションされる。
基本的なコンセプトは2000年後に発掘された、20世紀末の世界の姿。しかしその中には未来から現在を思うこと、現在から未来を思うこと、そして今私たちが生き思念することをめぐる、アーティストのさまざまなメッセ−ジがこめられるという。ゴールデンウィーク期待の企画。
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開館5周年記念特別展 竹内栖鳳展
会場:華鴒美術館
715-0024 井原市高屋町3-11-5
会期:1999年4月16日(金)〜5月16日(日)
開館:9:00-17:00 休館日=4/19.26 5/6.10
入場料:一般800円
問い合わせ:0866-67-2225
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地域住民にとっては長年の悲願であった井原鉄道の開通(車窓風景に注目)にも協賛し、同館がコレクションの柱の一つにすえる金島桂華の周辺を取りあげる企画の第1弾として開催。
「絵になる最初」(京都市美術館)、「虎・獅子」(三重県立美術館)など栖鳳の画業を存分に伝える展観。
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おしらせ
『ARTS PAPER』『備後美術』の発行
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『ARTS PAPER』
岡山市内の美術館やギャラリーを巡っていて、うまく時期が合えばB4版墨一色両面コピーによる『ARTS PAPER』を無料入手できる。個人でも年間講読を頼んでおけば2000円で送ってくれる。
これは地元の20代の若者が、ともかく足で情報を稼ぎ、印刷費を持ち出して発行しているもので、岡山倉敷のおもだったアートスペースの月間のスケジュールと、美術に限らず音楽、演劇などの耳寄り情報や、アーティストインタビューなどが掲載されていて、とても重宝。情報の選択もなかなか感度良好で、これからもさらに育っていくのかとても楽しみな情報ソース。
一方『備後美術』は、今や全国にその名をとどろかす広島県福山市の「アート印刷」が、備後地方(岡山西部から広島東部)の美術、文化の旬の情報や誌上アンデパンダンと称する応募作品掲載、アーティストインタビューなど盛沢山の内容で、カラー印刷の小冊子。さすがプロの仕事で、きれいなビジュアルの連続です。こちらは美術館などで見る事ができます。
いずれも地方限定ならではの細やかな目配り気配りで地域の住民になかなかの好評を博しています。遠方よりのお客様にもお勧めです。
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●●●●●岡山/倉敷スペシャル 街のアートスペース●●●●●●
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