ルーベンスとバロック絵画の巨匠たち アーティスト：ピーテル・パウル・ルーベンス他 会場：郡山市立美術館 　　　福島県郡山市安原町字大谷地130-2 　　会期：1999年4月10日（土）〜5月16日（日） 　　開館：9:30〜17:00　休館日＝月曜日（祝日にあたる場合はその翌日） 　　入場料：一般940円／高校・大学生530円／小・中学生200円 　　問合せ先：024-956-2200 イギリス、ダリッチ美術館所蔵のルーベンスをはじめとする17世紀北方バロック絵画の名品を展示。 洲之内コレクション展 アーティスト：麻生三郎、佐藤哲三、松田正平、千家元麿、松本竣介、 　　　　　　　海老原喜之助、長谷川利行、前田寛治、村山槐多、萬鉄五郎他 会場：宮城県美術館 　　　　　宮城県仙台市青葉区元支倉34-1 　　会期：1999年4月3日（土）〜5月9日（日） 　　開館：9:30〜17:00　休館日＝月曜（5月3日を除く） 　　入場料：一般500円／高校・大学生300円／小・中学生200円 　　問合せ先：022-221-2111 作家、現代画廊のオーナー、そして一般の美術愛好家たちには、『芸術新潮』に長年にわたり連載された「気まぐれ美術館」の執筆者として知られている、故洲之内徹氏が生前収集した、明治から現代にいたる近代日本美術の名品を集めた展覧会。同館は1988年にこの洲之内コレクション146点を収集し、常設展示室にコーナーを設けて一部を展示してきたが、今回は久しぶりにその全作品を一同に展覧する。コレクションの内容は洲之内氏の個性を強く反映したもので、その個性とは、萬鉄五郎や松本俊介をいち早く世に紹介したのが洲之内氏であった、という事実からも推測できるというもの。つまり、どちらかと言えばアカデミズムとは一線を画した周縁に位置する作家たちにスポットがあてられているわけだが、それが日本の近代洋画史の見直しにつながったことは見逃せない。実際に会場で、昔『芸術新潮』の「気まぐれ美術館」に登場した懐かしい作品の数々に出会うと、洲之内氏の業績とともに、個人的にも、自らの近代洋画史観に対する洲之内氏の影響力がいかに大きかったかを思い知らされた。 ルノアール展 会場：宮城県美術館 　　　宮城県仙台市青葉区元支倉34-1 会期：1999年5月25日（火）〜7月4日（日） 開館：9:30〜17:00　休館日＝月曜 　　入場料：一般1100円／高校・大学生700円／小・中学生400円 　　問合せ先：022-221-2111 ルノアールが活躍した19世紀後半から20世紀初頭にかけては、パリを中心として、近代的な都市文化が確立する時期にあたるが、本展は、都市生活者としてのルノアールに焦点をあわせて、この大画家の初期から晩年にいたる画業をたどろうという回顧展。オルセー美術館、ベルリン・ナツィオナーレ・ガレリー、ワシントン・ナショナル・ギャラリー、ボストン美術館、シカゴ美術研究所、サンパウロ美術館など、国内外のコレクションから出品された、本邦初公開を含む68点で構成される。 キキとモンパルナス：1920年代、古き良きパリへのいざない 会場：秋田県立近代美術館 　　　秋田県横手市赤坂字富ヶ沢62-46 会期：1999年4月23日（金）〜5月17日（月） 開館：9:30〜18:00　休館日＝無休 　　入場料：一般800円／高・大学生600円／小・中学生400円 　　問合せ先：018-233-8855 ピカソ、モディリアーニ、キスリング、フジタ、マンレ・レイなどが愛したモデルであり、エコール・ド・パリの女王であった、キキ。彼女を描いた作品を一堂に会して、1920年代のパリの空気を再現する。 ロダン展 会場：秋田県立近代美術館 　　秋田県横手市赤坂字富ヶ沢62-46 会期：1999年5月22日（土）〜6月20日（日） 開館：9:30〜18:00　休館日＝無休 　　入場料：一般800円／高・大学生600円／小・中学生400円 　　問合せ先：018-233-8855 近代彫刻の巨匠、オーギュスト・ロダンの回顧展。パリの国立ロダン美術館の協力のもと、代表的な彫刻66点、デッサン25点、写真25点が展示される。また出品作品のうち19点については、会期中、視覚障害者を対象に、学芸員とボランティアのガイドつきの「手による鑑賞」サービス（予約制。原則として5日前までに美術館に電話予約が必要）も行なわれる。 パリ市近代美術館展 アーティスト：ベルナール・ビュッフェ、ジュール・バスキン、マルク・シャガール、 　　　　　　　パブロ・ピカソ他 　　会場：秋田市立千秋美術館 　　　　　秋田県秋田市中通二丁目3-8（アトリオン） 　　会期：1999年5月15日（土）〜6月13日（日） 　　開館：10:00〜18:00　休館日＝月曜 　　入場無料 　　問合せ先：018-836-7860 パリ市近代美術館のコレクションから、ピカソ、マティス、モディリアーニ、ユトリロ、シャガールなど、日本人にもなじみの深い作家たちの作品を展覧。 Return Page Copyright (c) Dai Nippon Printing Co., Ltd. 1999