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九州エリア展覧会/イベント情報 川浪千鶴
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 展覧会
   宇治山哲平◎△□ランド /夏休みこども美術館'99 / 北九州市立美術館・夏の常設展
   美術館へ行こう!(田川市美術館) / 没後30年記念 坂本繁二郎展
   福岡アジア美術館(アジアの近現代美術/南西アジアの大衆美術/インドネシア・バリ島の美術)
   「第1回福岡トリエンナーレ」交流プログラム記録展
   アジア系アメリカ人芸術家1945−1970:伝統と抽象
   夏休み子ども美術館−不思議な妖怪大集合
   台湾現代芸術序幕系列 陳順築個展 /福岡かえる展
   WALDGRAPH ヴァルトグラフ /KOREAN FESTIVAL IN MA'99 / 連画「龍図」
 インフォメーション
   こうま荘extra
   CCAリサーチ・プログラム 2000年度募集
   
磯崎道佳 ワークショップ〜空飛ぶビニール大巨人〜

 

Exhibition
宇治山哲平◎△□ランド

会場:福岡県立美術館 4階常設展示室
   福岡市中央区天神5-2-1
会期:1999年7月10日〜8月29日
開館:10:00〜18:00(入館は17:30まで) 休館日=毎週月曜日
入場料:一般300円、高大生200円、小中生100円
問い合わせ先:Tel. 092-715-3551


大分県生まれの宇治山哲平(1910〜86)の絵画には、○△□など、身のまわりのものをじっくり見つめる過程で見出した、シンプルで表情ゆたかな形が画面に散りばめられている。今回展示される、ユーモアあふれる宇治山作品は、15 メートルの大作「弾む」を含む39点。本展では、自分自身の絵画を追い求め続けた、たゆみない宇治山の画業を紹介しつつ、リラックスした環境で絵画と語り、絵画を語る、鑑賞者本位の展覧会の創造を目指している。夏休み企画ではあるが、あえて子ども美術館とは銘打っていない。作家の言葉や思いを伝える「○△□のおしゃべり」、作品のイメージと気ままに遊べる「○△□とおしゃべり」と、それぞれ題したリーフレットを発行。

宇治山哲平◎△□ランド

関連企画

「宇治山哲平◎△□ランド」講演会
演題:宇治山哲平◎△□の魅力
日時:7月10日(土)14:00〜
講師:加藤康彦(大分県立芸術会館主任学芸員)
参加費:無料
場所:4階視聴覚室

「宇治山哲平◎△□ランド」ギャラリートーク
日時:7月24日(土)、8月7日(土)、ともに14:00〜
場所:展覧会場内
参加費:無料(ただし入場券が必要)

「宇治山哲平◎△□ランド」親子ギャラリーツアー
日時:8月28日(土)14:00〜
場所:展覧会場内
担当:わーくしょっぷの会(子どもと美術館を結ぶ熊本の教師ボランティア・グループ)
対象:幼稚園児から小学生までの子どもとその保護者15組
内容:おとなと子どもが一緒に作品と遊び、作品について話しあうワークショップ
参加費:無料
備考:事前申込みが必要

Exhibition
夏休みこども美術館'99
「はてな?〜よく見て感じよう〜」

会場:福岡市美術館 近現代常設企画展示室
   福岡市中央区大濠公園1-6
会期:1999年7月13日〜8月29日
開館:7、8月は夜間開館、9:30〜19:30(火〜土)、9:30〜17:30(日)、
入館は閉館時間の30分前まで 休館日=毎週月曜日
入場料:一般200円(150円)、高大生150円(100円)、小中生無料
    *( )内は団体料金、常設展示室は共通料金
問い合わせ先:Tel. 092-714-6051


夏休みこども美術館10年目の今年は、子どもたちからの質問が多い抽象やハイパーリアルの作品を特集。子どもたちに作品の前でちょっと立ち止まって、「これは何を意味するのだろう?」「なぜこんな作品を作ったんだろう?」などの「はてな?」の解決を試みてもらう。今年も工夫を凝らしたワークシート、ガイドブックを制作。
出品作品は、上田薫「アイスクリームB」、金昌烈「水滴」、イヴ・クライン「人体測定」など。

関連企画

「夏休みこども美術館'99」ギャラリートーク
日時:7月24日、31日、8月7日、いずれも土曜日 14:00〜
場所:展覧会場内
対象:小学4〜6年生(1回につき20名)
内容:美術館探検と作品解説を組み合わせたギャラリートーク
参加費:無料
備考:事前申込みが必要

「夏休みこども美術館'99」ワークショップ−布を染めよう
日時:8月6日(金)、7日(土)、8日(日)、10:00〜16:00
場所:実技講座室
担当:染織家・伊藤倭氏
対象:小学5年生〜中学生(3日通じて受講可能な20名)
内容:「インドネシアの染織−バティック」展に関連して行う、蝋けち染めの
ワークショップ。
参加費:500円
備考:事前申込みが必要。

常設展示(古美術常設展示室)

インドネシアの染織−バティック
会期:1999年7月13日〜8月29日
入場料:一般200円(150円)、高大生150円(100円)、小中生無料
    *( )内は団体料金、常設展示室は共通料金

常設展示

小さきものたち−掌編絵画の展覧会
会期:1999年7月13日〜8月29日
入場料:一般200円(150円)、高大生150円(100円)、小中生無料
    *( )内は団体料金、常設展示室は共通料金

Exhibition
夏の常設展

会場:北九州市立美術館 常設展示室
   北九州市戸畑区西鞘ヶ谷21-1
日時:1999年7月9日〜10月3日
開館:9:30〜17:30(入館は17:00まで) 休館日=毎週月曜日
   ただし8/20、21、27、28は夜間開館 9:30〜20:30(入館は19:30まで)
入場料:一般150円(120円)、高大生100円(80円)、小中生50円(40円)
    *( )内は団体料金、常設展示室は共通料金
問い合わせ先:Tel. 093-882-7777


ドガなどのヨーロッパ近代絵画の「名品コーナー」や、ストロークやストライプを基本にした絵画を特集した「テーマコーナー」など。版画展示室では「加納光於」(7/14〜8/1)、「浜田知明」(8/4〜29)を特集する。

常設展示室企画

おもしろミュージアム
日時:8月21日(土)、28日(土)
対象:小学生

5〜6人のグループに分かれて美術ボランティアと一緒に作品を見るギャラリーツアー。作品についての知識を教えるのではなくて、作品をみんなでよく見て、ゆっくり感想を話し合ったりしていくうちに、作品に関する関心を高めようとするもの。
参加無料 事前申込みが必要

Exhibition
美術館へ行こう!

会場:田川市美術館
   福岡県田川市新町11-56
会期:1999年8月3日〜8日
開館:9:30〜17:30(入館は17:00まで) 休館日=毎週月曜日
入場料:一般100円、高大生50円、小中生30円 (土曜日は高校生以下無料)
問い合わせ先:Tel. 0947-42-6161


小中生を対象としたワークシートにそって、各自のペースで鑑賞し、作品を見ることの楽しさを発見してもらう展覧会。美術館での基本的な鑑賞マナーを身につける機会でもある。立石大河亞、野見山暁治、古川吉重らの収蔵作品約20点を展示。

小学生のための夏休みワークショップ

「みる!+つくる!=???」

日時:8月8日(日)13:00〜17:00
会場:AVホール
対象:小学4〜6年生とその保護者20組
参加費:500円

第1部の鑑賞講座「びじゅつっておもしろい!?」では、「美術館へ行こう!」展を担当学芸員とともにワークシートを使いながら鑑賞し、第2部の造形講座「with mother/おかあさんといっしょかな?」では、講師に北九州市在住の美術家・鈴木淳氏を迎え、<対話/共同作業>を通して子どもたちがそれぞれ等身大の自画像を制作。完成した作品は制作過程をおさめたビデオとともに、夏休み期間中(8/13〜8/31)展示する。

ワークショップ・ドキュメント展

ホワイトライン−with mother at 田川市美術館
アーティスト:鈴木淳
会期:8月13日(金)〜8月31日(火) 

美術館の外周を白いテープで1周させるプロジェクト。

美術講座「夜の美術館−日本近代美術の幕開け−

日時:8月3、10、17、24、31日(いずれも火曜日) 19:00〜21:00
会場:AVホール
参加無料 事前申込みが必要

平成9年から開催し毎夏好評を博している、夜間に開かれる美術史講座。今回は今世紀初頭の日本美術の足跡をふりかえる。

8/3 青木繁の生涯と芸術 植野健造(石橋美術館学芸員)
8/10 高島野十郎のこころ 西本匡伸(福岡県立美術館学芸課長)
8/17 大正期の坂本繁二郎 谷口治達(田川市美術館館長)
8/24 児島虎次郎と大原美術館 原田真紀(田川市美術館学芸員)
8/31 古賀春江の芸術 古川智次(福岡大学教授)

Exhibition
特集展示「没後30年記念 坂本繁二郎展」

会場:石橋美術館
   福岡県久留米市野中町1015
会期:1999年7月14日〜9月12日
開館:9:30〜17:30(入館は17:00まで)、休館日=毎週月曜日 臨時休館=7/13、9/14
入場料:一般300円(250円)、高大生200円(150円)、小中生150円(80円)
    *( )内は団体料金、別館との共通券は、一般500円、高大生300円、小中生200円
問い合わせ先:石橋美術館 0942-39-1131


坂本繁二郎展
日本近代洋画史において類をみない独自の画境へと到達した坂本繁二郎(1882〜1969)の没後30年を記念して、石橋美術館所蔵作品を中心に約80点の作品を紹介し、その芸術の内容と意義をあらためて考えようとするもの。なお本特集展示は、黒田清輝、藤島武二、青木繁らの日本近代洋画の名作を展示した常設を併せて鑑賞できる。

「没後30年記念 坂本繁二郎」展記念美術講座

日時:7月17日(土)、7月24日(土) 14:00〜15:30
会場:7/17は1階集会室、7/24は石橋文化会館2階小ホール

7/17 坂本繁二郎の生涯と作品 植野健造(石橋美術館学芸員)
7/24 坂本繁二郎とその周辺(仮題) 尾崎正昭(東京国立近代美術館企画・資料課長)

「没後30年記念 坂本繁二郎」展ギャラリートーク

日時:7月18日、8月1日、15日、9月5日(いずれも日曜) 14:00〜14:20
会場:2階展示室
参加無料(ただし入場券が必要)

美術講座

日時:7月31日、8月7日、21日(いずれも土曜) 14:00〜15:30
会場:1階集会室
参加無料

石橋美術館学芸員による美術講座
7/31 坂本繁二郎のフランス留学 田内正宏
8/7  日本絵画と四季 平間理香
8/21 画家たちの視点 杉本秀子

常設展

会場:石橋美術館別館
福岡県久留米市野中町1015
会期:第2期 1999年6月9日〜7月25日
   第3期 1999年7月27日〜9月12日
開館:9:30〜17:30(入館は17:00まで) 休館日=毎週月曜日
入場料:一般300円(250円)、高大生200円(150円)、小中生150円(80
円) *( )内は団体料金、本館との共通券は、一般500円、高大生300円、小中生200円
問い合わせ先:石橋美術館別館 0942-39-0124

第2期は富岡鉄斎、中村不折、冨田溪仙、板谷波山、北大路魯山人、富本憲吉らの作品による「近代日本画と陶磁器」展。第3期は竹内栖凰、山元春挙、橋本関雪、徳岡神泉、上村松篁、清水六兵衛らの作品による「京都画壇と近代陶芸」展。

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