こうま荘extra ARTISTS' BEACH HOUSE 会場：こうま荘extra 　　　福岡市西区今津　大原海水浴場 会期：1999年6月20日〜8月31日 開場：9:00〜22:00　会期中無休 入場料：高校生以上200円、小中生100円、幼稚園以下無料 　　　　(ただし、海の家こうま荘で席料を支払えば無料) 問い合わせ先：海の家こうま荘　092-806-7323 こうま荘extra事務局(フラッター代表・佐藤)　092-843-5849 福岡は都心部から、山にも海にも車で小一時間ほどでたどり着くことができる。そうした身近な海水浴場のひとつに、この夏、アーティストが設計、施工、運営する新しい形の海の家が登場した。主催者フラッターとは、福岡で個別に活動している美術家、建築家、アートプロデューサー、作曲家、デザイナーら若手作家たちが集団でプロジェクトを行なう際に用いる名称。今回はさらに海の家こうま荘との共同プロジェクトとして行なわれている。不特定多数の人々に、くつろいだ雰囲気のなかでアートを楽しんでもらうことを目的とした「こうま荘extra」は、作家たちが基礎工事から手がけた本格的な建物で、内部には小箱を使った作品を展示販売するJab Galleryやふたつの個展スペース、子どもたちが絵を描いたり、工作できるスペースなどがある。また、テラスではバーベキューや地ビールの販売も行なう。最近の福岡では、自分たちの手でカフェやギャラリーなどのオープンなスペースを運営する若手作家たちの動きが活発化している。 こうま荘外観 内観(Job Gallery コーナー) 個展スケジュール 7/5 -7/18　久保田充紀 7/12-7/25　森本 智 7/19-8/1　大淵亜木子 7/26-8/8　耘野善之 8/2 -8/15　耘野康臣 8/9 -8/22　伊東聡一 8/16-8/29　橘高千尋 8/23-8/29 “Jab Gallery”より選出 CCAリサーチ・プログラム　2000年度募集 　 同プログラムは、現代美術の公的学習・研究機関として97年に発足したCCA北九州が運営する1年間のコース。世界の第一線で活躍するアーティストやキュレーター、美術批評家らと学生が、リラックスした環境のもとで意見を交わし刺激しあいながら、互いの視野をひろげていくことを目的としている。アーティスト・コースの学生には個別のスタジオ、キュラトリアル・スタディ・コースの学生には共同研究室が提供される。 対象者：20〜30代のアーティスト及びキュラトリアル・ワークに携わる人。 　　　　学歴、国籍不問 募集人数：アーティスト・コース25〜30名、キュラトリアル・スタディ・コース若干名 選考方法：インターナショナル・コミッティーから構成される選考委員会が行なう。 資料請求方法：200円切手同封のうえ、下記の問い合わせ先へ請求。 問い合わせ先：〒805-0059 北九州市八幡東区尾倉2-6-1 3F 現代美術センター・CCA北九州　リサーチ・プログラム窓口 Tel. 093-663-1615/Fax. 093-663-1610/E-mail ccak@ocn.ne.jp URL http://www.cca-kitakyushu.org 博多港開港100周年記念イベント 「磯崎道佳 ワークショップ 〜空飛ぶビニール大巨人〜」 会場：福岡市庁舎前 　　　福岡市中央区天神 日時：7月20日、25日、8月1日10:00〜15:30 参加無料 問い合わせ先：ミュージアム･シティ･プロジェクト(山野、宮本) Tel. 092-521-6772 黒いビニール袋で巨人を作って空に浮かべよう、というワークショップ。 連画「龍図」 アーティスト：池田龍雄、風倉匠、斎藤秀三郎、田部光子、小川幸一 場所：割烹旅館　潮騒 福岡市西区能古464　092-881-4031 襖に描かれた龍図　池田龍雄ほか 東京の一部の美術関係者に、福岡のパラダイスとも呼ばれている能古島は、渡し船でわずか10分で到着する博多湾にぽっかり浮かんだ島。その島にある旅館の宴会場で、5月15日、戦後前衛美術運動にかかわった東京、大分、福岡の元ネオ・ダダや九州派メンバーら、ベテラン作家らの連画パフォーマンスが行なわれた。宴会の最中の、まさにハプニングだったが、次々とバトンタッチしながら大広間の襖に墨で描かれた龍図は見事な出来ばえ。能古島を訪れる方は問い合わせのうえ、一度のぞいてほしい。 　 Return Page Copyright (c) Dai Nippon Printing Co., Ltd. 1999