オシップ・ザッキン Ossip ZADKINE
1890〜1967。ロシア生まれの彫刻家。ロンドンの工芸美術学校で学んだ後、1909年パリに渡る。ピカソらのキュビスムと黒人彫刻の影響を受け、アフリカ的手法を取り入れながら対象を平面の集まりとしてプリミティヴに再構成する独自のスタイルを生み出した。20年代後半からはキュビスムの影響を脱し、生命力にとむ動きのある造形を築く。62年からパリのエコール・デ・ボザール(国立美術学校)の教授。40-45年は戦難を逃れてアメリカに滞在したが、没するまでパリを拠点に活動した。二科会外国会員として二科展に出品を続けた親日家としても知られる。

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