東京・ポーラ ミュージアム アネックスにて、写真家 田原桂一の展開会「OPÉRA de PARIS」が開催されます。

田原は、フランス政府の依頼を受け、1987年から1994年まで約8年の歳月をかけて、パリのオペラ座を撮影しました。オペラ座の壮麗な建築やしつらえだけではなく、華やかな衣装や宝飾、さらには舞台装置の表と裏に至るまで、オペラ座全体が記録された約550点に及ぶ作品は、「ARCHITECTURE(建築)」、「COSTUMES(衣装)」、「 BIJOUX(宝飾)」、「 MAQUETTES(舞台美術)」 の4冊からなる大判写真集「OPÉRA de PARIS」として出版されました。

本展では、この写真集の中から厳選された約30点を、オペラ座の世界観をイメージした会場に展示。また、会場では2,000冊限定で出版された貴重な「OPÉRA de PARIS」原本や、写真集をもとに制作された映像も公開されています。

<田原桂一>
1951–2017年 京都府生まれ。1971年に渡仏。そこで出会った日本の柔らかい光とは違う、ヨーロッパの刺すような鋭い光に衝撃を受け、写真家として活動を始める。以降2006年までパリを拠点とし、光をテーマに写真、彫刻、インスタレーション、建築と幅広く活躍。77年に「窓」シリーズでアルル国際写真フェスティバル大賞を受賞、以後、木村伊兵衛賞、ニエプス賞、フランス芸術文化勲章シュヴァリエ、パリ市芸術大賞など受賞を重ねてきた。
URL:http://www.keiichi-tahara.com/html/

会期:2024/06/21 (金)〜2024/07/28(日)
会場:ポーラ ミュージアム アネックス (東京都中央区銀座1-7-7 ポーラ銀座ビル3F)
開館時間:11:00〜19:00(入場は閉館30分前まで)
入場料:無料
休館日:会期中無休
主催:株式会社ポーラ・オルビスホールディングス
公式サイト:https://www.po-holdings.co.jp/m-annex/exhibition/index.html