東京・世田谷美術館にて、近年収蔵されたアートディレクター大貫卓也(1958-)と花森安治(1911-1978)が手掛けたポスターやグラフィック関連資料を中心に紹介する、アートディレクターの仕事「大貫卓也と花森安治」が開催されています。

大貫は、広告業界のトップランナーとして活躍する世田谷在住のアートディレクター。広告の常識をくつがえす「としまえん」の仕事で若くして注目され、その後の広告のあり方を変えました。花森は、これまでにも雑誌『暮しの手帖』の表紙画やカット画は紹介されてきましたが、同誌の交通広告や新聞広告などについては今回が初めてとなります。

チームを率いて広告の可能性をとことん追求する大貫。デザインからイラストまですべてをこなす花森。一見異なるようで共通するふたりのコミュニケーションの考え方、広告表現からその魅力を探る展覧会です。

会期:2024/07/20(土)~2024/10/14(月・祝)
会場:世田谷美術館 2階展示室(東京都世田谷区砧公園1-2)
開館時間:10:00〜18:00(入場は閉館30分前まで)
休館日:月曜日、8/13(火)、9/17(火)、9/24(火)
*8/12(月・振休)、9/16(月・祝)、9/23(月・振休)、10/14(月・祝)は開館
入場料:一般=200円、65歳以上=100円、大高生=150円、中小生 100円
主催:世田谷美術館(公益財団法人せたがや文化財団)
公式サイト:https://www.setagayaartmuseum.or.jp/exhibition/collection/detail.php?id=col00120