京都国立近代美術館 講堂にて、国立アートリサーチセンター(NCAR)の講演会「アナログ写真の発展と文化遺産としての写真の保存」が開催されます。
写真は19世紀に発明され、ダゲレオタイプから始まり、コロジオン湿板、鶏卵紙、ゼラチンシルバープリントなど、さまざまな特性をもつ技法が次々と生まれました。これらアナログ写真は、歴史記録、芸術表現、その他さまざまな用途で身近に用いられた媒体ですが、非常に脆弱な材質から成るため、未来に伝達するためにはこれらの材料と構造を理解し適切に保存管理する必要があります。現代において撮影する写真はデジタル画像の場合がほとんどであり、アナログ写真を手にする機会が少なくなる中で、写真を文化遺産として保存するため、その特性に関する情報もますます貴重になっています。
今回は、日本より写真保存修復専門家の白岩洋子氏とフランスより写真保存修復専門家ゲノラ・フュリック氏をお招きして、写真の発展、そして保存と維持管理についてご講演を頂きます。
(公式サイトより)
関連概要
日時|2024/10/26(土)13:30 ~ 16:15(13:00 受付開始)
会場|京都国立近代美術館 1階 講堂(京都府京都市左京区岡崎円勝寺町26-1)
内容|【講演1】白岩洋子「進化する写真-その技法と表現を追う」
【講演2】ゲノラ・フュリック「文化遺産としての写真の保存と維持管理」(逐次通訳あり)
参加費|無料
参加方法|事前申込制(80名)
申込締切|10/18(金)23:59まで(ただし先着順)
*詳細はこちらをご覧ください。
主催:国立アートリサーチセンター
問い合わせ先:独立行政法人国立美術館 国立アートリサーチセンター
E-mail:collections@artmuseums.go.jp
公式サイト:https://ncar.artmuseums.go.jp/events/collections/post2024-1398.html