京都芸術センターにて、群馬を拠点に活動するアーティストの川松康徳と京都芸術センターが共同で主催する展覧会「Body Buddy Baby」が開催されています。

テーマは「身体と実存」。乳幼児(Baby)が自らの身体(Body)を起点に他者や世界と絆(Buddy)を結ぶように、川松を含む4名のアーティストたちが、自らの身体を起点に世界を捉え返そうとします。展示のほか、パフォーマンスやレクチャーも行なわれます。

<出品作家>
吉川永祐、高橋順平、内田望美、川松康徳

関連プログラム

①AIRdabada「壁の向こう側/階段と会談 」
AIRは、さまざまな場所を一時的に放送室に変化させ、発話/談話を含む「声」から場を発生させるプロジェクトです。目指すのは、非評価的環境で、プライベートと公共/共用が溶け合う場で生まれる「問いかけ」になること。壁の向こう側にある階段は、1階でも2階でもない。どちらでもないその場所を使わずに、上にも下にも行くことはできない。もし行くことができるとしたら、そこで行使されるのは、階段を作る「力」と、別の入口を作る「破壊」だけである。
日時|11/10(日)14:00
会場|ギャラリー北 西側通路・階段前
登壇者|吉野靫
入場料|無料*予約不要

②Æffection 「壁の前/背景と演壇」
アェフェクションは、AffectとEffect(共に効果や影響に関する言葉)にAction(行為)を組み合わせた造語で、ある任意のパフォーマンスを共同作業に変換し、パフォーマンスし直すものです。身体と実存をテーマに展開される本展では、アーティストの(制作)行為が作品化されたものが登場します。作品となるために取り出され手続きとなった行為は、始まりや終わりが付き纏う事情を外在化してしまっているのかもしれない。そこで始まりの他者として、一対一のパフォーマンスを基本とする内田望美とともに、協働するための対話プロセスを得て、共同化する終わり方を考えるものです。
日時|①内田望美+吉川永祐 11/20(水)14:00〜
②内田望美+高橋順平 12/4(水)14:00〜

③内田望美+川松康徳 12/18(水)14:00〜
会場|ギャラリー内で協働のパフォーマンスを実施
参加費|無料*申込不要

会期:2024/11/05(土)〜2024/12/22(日)
会場:京都芸術センター ギャラリー北・南(京都府京都市中京区室町通蛸薬師下る山伏山町546-2)
開館時間:10:00〜20:00
入場料:無料※予約不要(定員あり)
主催:川松康徳、京都芸術センター(財団法人京都市芸術文化協会)
問い合わせ先:京都芸術センター
TEL:075-213-1000 E-mail:info@kac.or.jp
公式サイト:https://www.kac.or.jp/events/20240913/