2024年度 CCBTアーティスト・フェロー 布施琳太郎によるプロジェクト「パビリオン・ゼロ」の始動にともない、記者会見が行なわれます。布施が本プロジェクトの詳細を発表するとともに、後半では、メディアアーティストの落合陽一、美術批評家の椹木野衣をゲストに迎え、座談会も開催されます。
<布施琳太郎>
アーティスト。スマートフォンの発売以降の都市における「孤独」や「二人であること」の回復に向けて、自ら手がけた詩やテクストを起点に、映像作品やウェブサイト、展覧会のキュレーション、書籍の出版、イベント企画などを行なっている。 主な活動として自作小説に基づいたインスタレーション「もうひとつのミュウ」(2024)、個展「新しい死体」(2022)、廃印刷工場におけるキュレーション展「惑星ザムザ」(2022)など。著書として『ラブレターの書き方』(2023)、詩集『涙のカタログ』(2023)。
タイムライン
■19:00〜19:30
第一部:プレゼンテーション「パビリオン・ゼロからはじまる芸術」[記者会見]
現実と虚構の錯乱をリセットし、新しい基準において芸術を行なう宣言として、複合的な企画である「パビリオン・ゼロ」について企画者の布施琳太郎がプレゼンテーションが行なわれます。
■19:30〜20:30
第二部:布施琳太郎+落合陽一+椹木野衣「日本の大地=根拠(ground)とはなにか?」[座談会]
プロジェクトは、布施が感じる2025年日本国際博覧会への違和感が起点となり企画されました。座談会では、本万博においてシグネチャー・パビリオン「null2(いのちを磨く)」のプロデューサーを務める落合陽一、ゼロ年代に多数の万博論を著した椹木野衣を迎えて、これからの芸術と万博について議論されます。
開催日時:2025/01/15(水)19:00〜20:30
会場:シビック・クリエイティブ・ベース東京[CCBT](東京都渋谷区宇田川町3-1 渋谷東武ホテル地下2階)
*CCBT YouTubeチャンネルにて配信も開催。
定員:100名 *どなたでも参加できます。
参加費:無料
事前申込:不要
企画・制作:布施琳太郎
主催:シビック・クリエイティブ・ベース東京[CCBT](公益財団法人東京都歴史文化財団 アーツカウンシル東京)
公式サイト:https://ccbt.rekibun.or.jp/events/project_pavilionzero