日本橋・高島屋史料館TOKYOにて、クリエイターユニット「団地団」監修の「団地と映画─世界は団地でできている」展が開催されます。
かつて団地が今ほど注目されていなかった時代から、「フィクションに登場する団地」の魅力をいち早く発見し、それを言語化して発信する活動を行なってきた団地団。その団地をめぐる言説の魅力は、映画、アニメ、ドラマ、小説、漫画などを縦横無尽に参照し、各所に登場する団地について、それぞれの知見から、好き勝手に繰り広げられていく、そうした過程にこそあるといえるでしょう。
本展では、団地団が「団地映画」と名付けた諸作品において、団地がどのように描かれてきたかに着目。数多の映像表現を、団地を軸にして観察し、団地のイメージがいくつかのパターンに沿って変遷してきた事実を浮き彫りにしていきます。
<団地団>
2010年12月、新宿ロフトプラスワンのトークイベントで結成された、大山顕、佐藤大、速水健朗、稲田豊史、山内マリコ、妹尾朝子の6名によるクリエイターユニット。メンバーがそれぞれの立場から、映画、マンガ、アニメなどに登場する団地について深く考察して大放談を繰り広げます。
会期:2025/03/12(水)〜2025/08/24(日)
会場:髙島屋史料館TOKYO(東京都中央区日本橋2-4-1 日本橋髙島屋S.C. 本館4階展示室)
開館時間:10:30〜19:30
休館日:火曜日(祝日の場合は開館し、翌日休館)、8/20(全館休業)
入場料:無料
監修:団地団(大山顕、佐藤大、速水健朗、稲田豊史、山内マリコ、妹尾朝子)
グラフィックデザイン:原田祐馬、山副佳祐、大隅葉月(UMA /design farm)
展示デザイン:座二郎、天本みのり
主催:髙島屋史料館 TOKYO
公式サイト:https://www.takashimaya.co.jp/shiryokan/tokyo/