展覧会カタログ、アートやデザインにまつわる近刊書籍をアートスケープ編集部が紹介します。
ザ・プレイ:流れの彼方《現代美術スタディーズ》
著者:橋本梓
発行:水声社
発行日:2025年3月14日
サイズ:A5判、197ページ
目的を越えた、人間の本質としての〝遊び〟
発泡スチロールのイカダで川を下る《現代美術の流れ》。10年も夏ごとに山で落雷を待ち続ける《雷》。1960年代の前衛美術を起点としながら、今やその文脈を遥かに越え、50年以上活動を続ける特異な集団の全貌を描き出す。
[発行元ウェブサイトより]
ライブミュージックの社会学
著者:南田勝也
発行:青弓社
発行日:2025年3月14日
サイズ:A5判、248ページ
コロナ禍での停滞を経てもなお、ライブミュージックは音楽文化や流行を力強く牽引し、現代社会のポピュラー音楽シーンでの存在感をますます増している。ライブミュージックをめぐる多角的な考察を通して、日本そして世界を覆う音楽文化の現在地を活写する。
[発行元ウェブサイトより]
書くことのメディア史:AIは人間の言語能力に何をもたらすのか
著者:ナオミ・S・バロン
訳者:古屋美登里、山口真果発行:亜紀書房
発行日:2025年3月21日
サイズ:四六判、536ページ
生成AIがもたらすのは、書くことの終焉か、新たな始まりか。
古代ギリシアのアルファベットの誕生から、現在のAI技術の最先端まで。言語学のエキスパートが、文字と人類をめぐる壮大な歴史を俯瞰しながら、「書くこと」の現在、そして未来を明らかにする!
[発行元ウェブサイトより]
藤原更『記憶の花』
著者:藤原更
造本設計:町口覚
発行:スタンドワークス
発売: ふげん社
発行日:2025年3月21日
サイズ:B5判、68ページ
2024年4月にヤマザキマザック美術館で開催された同名の展覧会を、アーカイブした作品集であり、蓮、薔薇、芥子をモチーフにした代表作・花三部作を網羅します。鈴木潔(美術史家)、飯沢耕太郎(写真評論家)、坂上しのぶ(ヤマザキマザック美術館 学芸員)が文章を寄せています。
[発売元ウェブサイトより]
TADANORI YOKOO Masterworks 1960s-70s
装丁デザイン:横尾忠則
発行:株式会社トゥーヴァージンズ
発行日:2025年3月25日
サイズ:A2判、54ページ
「TADANORI YOKOO」「腰巻お仙」などの名作ポスター、ピンクガール・シリーズ等々、若き横尾忠則の才能が あふれる1960〜70 年代の作品から、横尾自身が代表作を厳選。その革新的なビジュアルワークを超大型A2 サイズの 特装版としてまとめた世界初の作品集。横尾直筆サイン入り。
[Tadanori Yokoo Online Shopより]
ロシア革命と芸術家たち1917-41:芸術家の勝利
著者:ツヴェタン・トドロフ
訳者:赤塚若樹発行:白水社
発行日:2025年3月31日
サイズ:四六判、300ページ
十月革命後、ロシア・アヴァンギャルド運動の旗手は、共産主義といかに闘ったのか? マレーヴィチ伝が白眉な、思想家が語る文化史。
[発行元ウェブサイトより]
マシン・ラブ:ビデオゲーム、AIと現代アート
編集:森美術館
発行:フィルムアート社
発行日:2025年4月4日
サイズ:A4判変型、232ページ
森美術館「マシン・ラブ:ビデオゲーム、AIと現代アート」展公式図録。
ゲームエンジン、AI、VR、生成AIなどのテクノロジーがもたらす、現代アートの新潮流── リアルとデジタルが接続する私たちの現実を映し出す、革新的な表現の世界に迫ります。
[発行元ウェブサイトより]