
横浜市民ギャラリーにて、新・今日の作家展2025「穿ちの表象」が開催されます。
新・今日の作家展は、横浜市民ギャラリーが40年にわたり開催した「今日の作家展」を継承し、同時代の表現を紹介、考察する展覧会です。今回は「穿つ」をキーワードに、眼前や周囲にある物事をよく見ることから発したテーマを各自の視点と手法で掘り下げ、表現を展開する作家を紹介します。
畑山太志は、自身が〈素知覚〉と呼ぶ、身体が本来的に持っているはずの知覚を手がかりに「知覚の外にあるものにどう触れ、捉えるか」をキーワードに絵画を描いています。早川祐太は、「人間はどのように世界に存在しているのか」という問いを起点に、約10年前に患った難病のためより意識的になったという身体感覚をもとに、彫刻やそれらを構成したインスタレーションを発表。松原茉莉は、写真領域が持つ環世界-すべての生物は各々の知覚によって世界を理解し構築しているという世界観-の存在に着目し、独自の手法で制作を行なった作品を展示します。
関連イベント
■対談「あいまいな物質、行為と観測」
日時|9/15(月・祝)14:00〜15:30
会場|4階アトリエ
登壇者|松原茉莉×飯田竜太(美術家/彫刻家/Nerhol)
定員|先着50名
参加費|500円
*詳細はこちらをご覧ください。
■対談「現実は生まれかわる」
日時|9/27(土)14:00〜15:30
会場|4階アトリエ
登壇者|畑山太志×沢山遼(美術批評家/武蔵野美術大学准教授)
定員|先着50名
参加費|500円
*詳細はこちらをご覧ください。
■対談「さわれない世界のさわりかた」」
日時|10/4(土)14:00〜15:30
会場|4階アトリエ
登壇者|早川祐太×伊藤亜紗(美学者)
定員|先着50名
参加費|500円
*詳細はこちらをご覧ください。
■出品作家3名によるギャラリーツアー
日時|9/13(土)15:00〜15:45
会場|展示室1、B1
*参加無料、申込不要
■学芸員によるギャラリートーク
日時|9/20(土)14:00〜14:30
会場|展示室1、B1
*参加無料、申込不要
会期:2025/9/13(土) ~2025/10/6(月)
会場:横浜市民ギャラリー(神奈川県横浜市西区宮崎町26-1)
開館時間:10:00~18:00(入場は閉館30分前まで)
休館日:会期中無休
入場料:無料
主催:横浜市民ギャラリー(公益財団法人横浜市芸術文化振興財団/西田装美株式会社 共同事業体)
公式サイト:https://ycag.yafjp.org/exhibition/new_artists_today_2025/