
2025年度第I期アーティストの国際発信支援プログラムで採択された国際展における展示の様子。上段右より時計回りに、保良雄(第36回リュブリャナ国際グラフィック・ビエンナーレ、撮影:Urska Boljkovac)、さわひらき(台北ビエンナーレ2025)、高田冬彦(台北ビエンナーレ2025)、田中功起(ベルゲン・アセンブリ)、横溝静(台北ビエンナーレ2025)
国立アートリサーチセンター(略称:NCAR、センター長:片岡真実)にて、日本の現代美術の国際的なアートシーンにおける存在感向上を目指して、「アーティストの国際発信支援プログラム」2026年度第Ⅰ期の募集が行なわれています。
世界各地で開催されるビエンナーレやトリエンナーレといった国際芸術展は、アーティストにとって重要な 作品発表の場であり、日本の現代美術の国際的な認知度向上に繋がる貴重な機会です。
本プログラムでは、国外で開催される国際芸術展に日本のアーティストが参加する際の費用を、主催団体を通じて支援しています。
募集概要
■募集期間
2025/12/15(月)〜2026/1/31(土)まで
*応募受付は、日本時間の23:59まで
■支援内容
日本のアーティストが参加する国外開催のビエンナーレ、トリエンナーレ等国際芸術展の主催団体に対し、経費の一部もしくは全額を支援する。アーティスト一人につき350万円、複数の日本のアーティストが参加する場合は国際芸術展一つにつき700万円を支援上限額とする。
■支援の対象となる事業(およびその開催時期)
日本のアーティストが参加し、国外で2026年4月から2027年3月末の間に開始する国際芸術展であって、一定の活動実績(新規設立団体の場合は、堅実な事務局体制)があり、国際展のテーマやアーティストの選定に独自性が認められるものを支援対象とする。「日本のアーティスト」とは、国籍や拠点を問わず、日系、あるいは日本から他国へ帰化したアーティスト、および物故者を含む。
■申請資格
日本のアーティストが参加し、国外で開催される国際芸術展の主催者であり、独立した事務局体制と会計組織を有し、かつガイドライン記載事項を遵守できる団体
*詳細はこちらをご覧ください。
■応募方法
公式サイトの申請フォームにご記入ください。
*詳細はこちらをご覧ください。
■結果通知
審査結果は2026/3/31(火)までに通知
■問い合わせ
国立アートリサーチセンター 国際発信・連携グループ
E-mail:supportprogram@artmuseums.go.jp
■公式サイト
https://ncar.artmuseums.go.jp/events/globalnetworking/post2025-2912.html