東京・青山目黒にて、「メディウムとディメンション:Apparition」展のカタログの出版を記念したトークイベントが開催されます。

登壇者は、出品作家の山内祥太と、カタログを制作したグラフィックデザイナーの松田洋和です。

本展は、ギャラリーの大きなガラス壁の外側と内側にまたがり、視覚的/嗅覚的に展開されるものでした。

「Apparition」展の記録映像とともに本展を振り返りながら、完成した特殊なカタログを紐解き、エフェメラルな展覧会を残すことについて語られます。

<中尾拓哉>
美術評論家、芸術学。博士(芸術)。近現代芸術に関する評論を執筆。著書に『マルセル・デュシャンとチェス』(平凡社、2017)。近年のキュレーションに「メディウムとディメンション:Maze」(GASBON METABOLISM/山梨、2024)、「メディウムとディメンション:Plastic」(CS-Lab/東京、2025)など。

<山内祥太>
アーティスト。自己と世界の関係性を多様なメディアで探求している。映像、彫刻、パフォーマンスを用い、身体の生々しさや人間的な感情を現代テクノロジーと交差させる表現を展開。主な展示歴に「MAMプロジェクト030×MAMデジタル」(森美術館、2022)、「匂いのモニュメント 忘れ去られたエロス」(YCAM、2024)。主な受賞歴にTerrada Art Award 2021 金島隆弘賞、メディア芸術祭優秀賞。

<松田洋和>
グラフィックデザイナー。Sony Music Communications、イイノメディアプロ、日本デザインセンターを経て2020年に独立。2011年より、イラストレーター 田渕正敏と「へきち」としても活動中。2025年にJAGDA新人賞を受賞。

開催日時:2025/12/27(土)15:00〜19:00 開場
*記録映像の鑑賞、記録集の閲覧ができます
16:00〜18:00 トークイベント
会場:青山目黒(東京都目黒区上目黒2-30-6 保井ビル1階)
参加費:無料

企画:中尾拓哉  主催:メディウムとディメンション実行委員会

共催:青山目黒

公式サイト:http://aoyamameguro.com/website/publication-talk-for-the-exhibition-catalog-medium-and-dimension-apparition-apparition-on-preserving-an-exhibition/