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メタファーとしての医学 芸術と医学展 |
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1/18~3/24 ICC[東京] |
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出品作家のもとみやかをるの個展を大阪で企画したときにお世話になった知合いにばったり会場で出くわす。身重の夫人を伴っていた。この展覧会が胎教にいいかどうかはちょっとナゾだが、大きなお腹をかばうように手を当てながら彼女が、展示作品のベビーベッドの上の染色体の配列がプリントされたカードを食入るように見ていた。
[2月11日(月)原久子] |
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JAM:東京-ロンドン |
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2/8~5/6 東京オペラシティアートギャラリー[東京] |
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祝日のせいなのか会場にはやたらと人が多い。でも、いつも美術展の会場で見掛ける人たちとはちょっと毛色が違う。映像作品の前では思い思いに床に座り込んで見ている人。Postpetのピンクのクマとの記念撮影に興じる少年のグループ。みんなそれぞれのブースで目を皿のようにして作品を見ている。ファッション、グラフィックデザイン、音楽などさまざまな要素を含んだ構成になっていることが客層の変化につながったと思われる。
[2月11日(月)原久子] |
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柴田健治-Private
Viewing- |
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1/19~2/23 麹町画廊[東京] |
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「MOTアニュアル2002 フィクション? 絵画がひらく世界」展(東京都現代美術館)にも出品している柴田健治の個展。絵具が塗り重ねられているが厚ぼったい感じではなくて、滑るような深い緑の画面。とてもデリケートな作品を、蛍光灯の明りの下、床に置き壁に立て掛けたままの作品をかかがんで見るというギャップに少し戸惑った。だが、広い美術館の大きな壁に掛けられているのを見ているときより、よほどしっかり作品を見ることができた。
[2月12日(火)原久子] |
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近作展27 O JUN
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2/24~3/26 国立国際美術館[大阪] |
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99年に大阪で個展があったくらいなので、 関西ではO JUN の作品をこれまでに実際に見たことのある人は少ない。日本国内の住んでいる地域で作品の傾向がいかほどまでに違うか、その境界ははっきりとは見えないが、
京阪神ではO JUNのようなテイストの作家はほとんどいない。ユーモアのセンスというか、ツボのつきどころがちょっと違うというのだろうか。というわけで、新鮮には映る。展示室で読めるようになっている本人が言うところの「作文」という小説仕立ての文章は、けっこうブラックなユーモアに笑いがこみ上げる。
[2月13日(水)原久子]
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遠藤利克展 |
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1/15~2/16 秋山画廊[東京] |
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5,5×2,9メートル、高さ92センチの鉄骨の木箱が画廊いっぱいにドーンと置いてある。中は12トンの水に満たされているという。外からは水が入っているかどうか見えないが、きっと水の入ってない状態とは空気も違ってくるだろう。入ってなかったりして。
[2月14日(木) 村田真] |
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京都市立芸術大学作品展 |
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2/13~2/17 京都市美術館[京都] |
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毎年のことだが、1年生の作品から全学生(学内展示をしている人以外)の作品が並ぶので混沌としている。他大学の学生の姿もちらほら見掛けた。入口で会ったある助教授が「大学の展示の方がエエで。あっちに行かな」と言われた。しかし、大学の展示時間は午後5時までだというのに、時計を見るとすでに4時半。京都市内といえども西の端の京都市立芸大までは1時間以上かかるので断念。どんな作品がむこうにあったのかが気になって仕方ない。
[2月16日(土)原久子] |
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京都市美術館コレクション展第5期「知られざる逸品」 |
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1/22~3/31 京都市美術館[京都] |
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ここの美術館は知る人ぞ知る“京都画壇”の日本画のいいものがごっそり収蔵庫に眠っている。常設展示が徹底されていない日本の美術館のひとつの例で、なかなかそのお宝を見ることがかなわない。こんなところにあったのか、と今回もビッグネームの逸品がずらりと並んだ。
[2月16日(土)原久子] |
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絵の展覧会 View
from Artists 福井篤・岩城直美・喜多順子 |
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2/9~24 ギャラリーTAF[京都] |
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3人のアーティストたちによる展覧会は、まったく異なるテイストなんだけど、それぞれの視点がそれぞれの風景を絵の中につくり出していた。
[2月16日(土)原久子] |
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