フリーズ・サウンズ
- Frieze Sounds
- 更新日
- 2024年03月11日
美術雑誌『フリーズ』が主催するフリーズ・アートフェアの関連プログラムのひとつで、コミッションを受けた3名の作家がオーディオ作品を発表する。2012年のフリーズ・アートフェア・ニューヨーク第1回から始まり、2013年はフリーズ・アートフェア・ロンドンでも展示された。キュレーターはニューヨークの関連プログラム全体のキュレーションを担当するセシリア・アレマーニ。アートフェアのVIP用送迎車を提供するBMWが後援しており、作品のプレミアはその送迎車のサウンドシステムで上演される。そのため、2013年のニューヨークでは、アートフェアの開催場所であるランドールズ・アイランドに向かう訪問者をイースト・リバーの川上に隠喩的に連れていくというコンセプトがあった。作品は会場の「リスニング・ステーション」に設置されたヘッドフォン、さらにアートフェアのウェブサイトでも聞くことができる。初回にはリック・ムーディ、マーティン・クリード、フランシス・スタークがオーディオ作品を発表した。
補足情報
参考資料
The Undependable Global Positioning System,Rick Moody,2012
Where You Go,Martin Creed,2012
Trapped in the VIP and/or In Mr. Martin’s Inoperable Cadillac,Frances Stark,2012
How to Escape the Island,Charles Atlas and New Humans,2013
Hercules Radio,Trisha Baga,2013
Moving Towards a Waterfall,Haroon Mirza,2013
Constant State of Grace,Keren Cytter,2014
A Space Left In For Heroes,The Ballad Of Work.,Cally Spooner
Hey,Hannah Weinberger,2014