ヘリオグラフィ
- Héliographie(仏)
- 更新日
- 2024年03月11日
ニセフォール・ニエプスが発明した世界で最初の写真技法。1824年に実験が成功し、発明されたと言われる。鉛とすずの合金による板を支持体に、土瀝青を感光剤とするという技法で、モノタイプの写真である。カメラ・オブスクラを使用して像を感光させるために、8時間から20時間ほどの露光時間がかかったとされている。「ヘリオグラフィ」とは「太陽で描く」という意味にあたる。
補足情報
参考文献
『写真の発明者 ニエプスとその時代』,オデット・ジョワイユー(持田明子訳),パピルス,1998